実は男湯と女湯は混浴です

先日お店でお風呂上がりに待ち合わせをされいた御夫婦の会話

 

奥様:あー気持ち良かった、あなたどこが良かった?私ミストサウナがよかったわ(*^。^*)

 

御主人:露天風呂で寝とったわ、ミスとサウナは入らへんかったな、今度入ってみるわ(゜_゜>)

 

然し、このお店に次回来店されても決してご主人はミスとサウナには入られません

 

何故かと言えば、このお店にはミスとサウナは女子風呂にしかないからですm(__)m

 

あまり知られていないことですが一般的には銭湯は濾過器を通してお湯を常に綺麗にしています・・・一般的にはい時間に2ターン2ターンから3ターン循環させます

 

循環にはもう一つの役割があります、お湯を循環させながら熱交換を行い浴槽の温度を一定に保つのです。

 

ですか浴槽の温度が違う場合はそれぞれの循環系統を通っています

 

一緒にすると温度の変化がつけられないのが理由の一つです

 

ただし、男湯と女湯の同じ温度の浴槽は一つの循環系統を使うこととなります、なぜなら効率的ですからですね

 

つまり、同じ温度の浴槽のお湯は男湯と女湯はつながっているとことになります

 

仕切りはありますが、物理的には混浴をしているのですね♪(´ε` )

 

男子風呂と女子風呂の構造は違うのか?

上記の理由もありますが我々が運営します3施設は基本的にスペックはほぼ同じです

 

先程の会話のお店は女風呂には高温サウナ、ミストサウナ、塩サウナがありますが男風呂にはミストサウナはありません、その代り高温サウナは女風呂より広いです

 

あるお店は浴室は全く同じですが、脱衣場に女性側だけエステコーナーを設けています

 

IMG_3893

 

 

もう一つのお店は、スペックは全く同じですが、内風呂。露天風呂共に少し形が違います、サウナと水風呂は男子の方が大きく、水風呂の水深が男子の方が深いです。

 

男女デザインを変えて日替わりや月替わで浴室をチェンジするお店もありますよね、なので機械的構造的には大きな違いはありません

運営者から見た男湯と女湯の課題

お店のターゲットによって違いはあるでしょうが、男女比が同じならば荷物が多い女性の浴室の方が脱衣ロッカーは大きめのモノを多く配置した方が良いと思います

 

更に髪の毛を乾かす時間を考えればドレッサーは女性の方が多いほうが良いですし、身体を洗う洗い場の数も断然女性の方が多い方が良いでしょう

 

忘れちゃいけないのが、浴室で持ち物を置くスペース、シャンプー、リンス、クレンジングに角質とり、顔用ブラシに、洗顔クリーム・・・・女性の方が圧倒的に洗面用具が多いです

 

それに加えて、守るという性質から縄張り意識が高いのも女性ですいわゆる場所取りは女湯の永遠のテーマです(;’∀’)

 

サウナ内に牢名主が登場しての”仁義なき戦い”は男湯では発生しません・・・・

 

”私の場所に知らん女の人が居てるんで注意してえな”<(`^´)>プリプリ!

 

あのお客様!そこが貴方の指定席と誰が決めたのでしょうか、それに女湯におっさんがおったらもっと問題ですし、貴方の友達しか来なければ店は潰れてしまいます(-_-;)・・・・

 

”置くとこないやん”とお叱りを受ける前に、洗面用具置き場はしっかりと用意する必要がありますね(;’∀’)

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小野康成 温浴施設コンサルタント 温浴施設の持つポテンシャルを視座を変えて見つめ直すと実に多くのサービスを提供できます。それを必要としている人が地域には溢れています。17年間で複数の温浴施設・飲食店を立ち上げ現場指揮から得た経験から、施設と地域と人を繋ぐプロデユースを行なっています。