サウナの水風呂は冷たくないといけないという思い込みは危険だ!!

水風呂を冷やす機械、チラーが故障して2週間以上経過しました

理由があってすぐに修理する事が出来ず、当初はお客様に謝りどおしでした

我が店の水風呂の設定温度は16℃とかなり低い温度設定の為、サウナの中で耐えに耐え抜いた末に飛び込む爽快感を求めて来店されるサウナ―と呼ばれるマニアな常連様が結構多いのです

チラーを使わないと水温は30度前後にまで上昇します

多くの方が火照った体で入浴する訳ですから当然と言えば当然です

30度の水風呂というのは温浴施設としてはありえない温度であって営業上致命的で放置をしていると確実に客離れをおこしてしまいます

それが解っていてもすぐに修理できないのがとても辛いですし、我が店のあの冷たい水風呂を愛してくださっているお客様には本当に申し訳ないと思っております

”水風呂、まだなおらんかいな”

事情説明のポスターを貼り時間経過とともにクレームの数は減って来ました、残念ながら離れていかれたお客様もおられるということでしょう

もちろん今でも”水風呂はよなおしてや・・・”と半ばあきらめたように仰られるお客様も随分おられます

クレームというよりは励ましの声に聞こえて涙が出そうになってしまいます

声なき声の表側と裏側

そんな中、意外に多くのお客様から言われる事があります

”水風呂なおさんでもええよ・・・・”

想像はしていましたが、この声は思ったよりも多いのです

どういう事かといえば、冷たい水が苦手な人達です

サウナに入って熱さには耐えられるが、冷たい水は苦手であるという方は意外に、思った以上に多いのです

サウナ→ギンギンんに冷えたれ冷水

サウナ―にとっては当然と言うべき方程式、しかしこれが正解とは言えないと言う事です

余り冷たくし過ぎると好みが偏るので20℃くらいの設定という施設をよく目にしますが、ありえない29℃で満足といわれるお客様がこんなに多いとは驚きです

多分多くの施設でも29℃なんて恐ろしくて検証された施設はないのではないかと思いますが、不可抗力的な状況下で予期せぬ”なおさんでええよ”の声、

冷たい水風呂信者の集まる当店に於いては超マイノリテイーの声なき声を初めて聴いた気がします

これから設備改善を行うのならば

温浴施設のウェットゾーン、つまり浴室に於ける基本スペックは規模の大小や施設の新旧に関わらずここ数年は大きな差はありません

浴槽が大きいとか、露天風呂の景色が良いとかの違い以外に行きつくところまで行ってしまっていると言う事です

のびしろがあり、独自化を行うのであればサウナだろうと思います

新規に計画するなら温度差の違う二つのサウナを構えるとか、小さくとも温度の違う二つの水風呂を装備するとか、浴槽を減らしてでもそういった展開の方がイニシャルコストも抑えれれる筈です

実際にこういった施設もありますがほんの少数派です

既存の店であっても小さな浴槽、例えば薬湯を止めて温い水風呂にしてみたら意外な需要に気づくのではないでしょうか

コストは1円もかかりませんし、入浴剤やエネルギーコストの経費も浮かす事が出来ます

冷たい水風呂が苦手なサウナ―に朗報!心臓に優しい水風呂増設!!

とかで話題にしてみて評判が悪ければもとに戻せばいいだけの話しです。

29℃の水風呂の評価は我が店で実証済みです

新しい事を行うと必ず抵抗もあれば賛成もありますが

隣の施設にあるモノは必ず必要な訳ではなく

今ある設備は必ず使わなければならない訳でもないって事です

施設の不具合を逆手にとって開き直るつもりはありませんがそういった考え方もあるよって話です

しかし個人的には・・・・

冷たい水風呂に飛び込みたい( ;∀;)!!

応援してね!!

 

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おのやすなり

おのやすなり:全国アパレルチェーンのエリアMGRとして勤務後、温浴事業参入を目指す企業にプロジェクトリーダーとして入社。設計段階から関わり1号店を出店、その後取締役事業部長として事業拡大を行い温浴施設3店舗、付帯飲食店5店舗を展開し統括を行う。 2016年、お風呂を利用した全てのビジネス(温浴・宿泊・介護・スポーツジムなど)運営の総合アドバイザー集団を目指し独立、現在に至る。 現場が問題意識を持ち課題に取り組める組織運営をサポートし活気のある施設運営で売上・利益をあげるサポートを行います。

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