本物以上の温泉の素・「硫黄温泉」の素の苦難

摂津の湯名物「草津の湯」

お湯に濃縮した温泉成分を溶かして硫黄泉を再現しています

硫黄を濃縮した原液は赤い透明色で、お湯に溶かすと鮮やかな乳白色に変わり硫黄の香りが立ち込めます

当店はこの原液を少しづつ点滴しながら成分が薄まらないように工夫をして提供しております。

この硫黄成分の素を分けて欲しいと言うご希望も多いのですが、取り扱いに注意が必要な事や手に入れにくい事もあって丁重にお断りさせて頂いております

家庭では使ってはいけない硫黄の素の事情

硫黄泉は強い酸性であり金属類を腐食させてしまします、ですから循環型の追い炊き機能をを持つお風呂は設備機器を腐食させてしまう為に使えません、循環パイプや熱交換装置に穴が開き大変な事になります

また、熱伝導率に優れているホーローを使った浴槽は鉄成分にガラスコーテイングをした高価な浴槽ですが、OUTです、酸性なのでこれもガンガンんに腐食してしまいます

当店も当初鉄製の濾過機を使っていましたが見事に穴が開きました(*_*)

硫黄泉の素は銀細工をいぶしたりするのにも使います、ですから銀のアクセサリーをつけると1発で真っ黒になりますので気をつけてください

硫黄の素苦難の仕入れ遍歴

温泉地の源泉よりも温泉らしい白骨温泉事件

当店は立ち上げ当初は草津温泉の商店街の中で草津温泉の湯畑の成分を使ってひっそりと製造を続けていた製造会社からこの原液を仕入れていました

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(草津温泉湯畑)

御記憶にある方もおられるでしょうが、硫黄温泉で有名な長野県の白骨温泉で泉質の変化の為に温泉の素を入れて営業を続け、偽装事件としてパッシングが巻き起こりました、この時使われていたものと同じものを使っておりました

小さな製造所は真面目に良い製品を作っていただけなのに、あらぬ誹謗中傷やマスコミ取材に嫌気がさし、製造を止めてしまわれました

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自然の中の白骨温泉

この事には一過言あります。天然温泉は自然の恵みです、成分や泉質に変化があって当然です。白骨温泉でとった措置は確かにまづいでしょう、気持ちは解りますが白くなくとも湧き出すお湯も自然の恵みです、理由を述べた上で正々堂々と入浴剤を使うなり、そのままでいくなりの措置をとられればよかったのにと思う反面、むやみやたらな”源泉”信仰も如何なものか・・・温浴事業者として感じるところです

それ以上に、この入浴剤は本物以上に本物であったと言う証であって、製造元が誹謗される筋合いは全くなかったのに・・・

二つの意味でこの時のマスコミの対応を残念に思います

硫化水素事件の悲しい結末

自主ブログとはいえ文章にしても良いのか悩むところですが、一時硫素ガスを使った自殺者が続出して話題になりました

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この硫素ガスは硫黄の素にあるモノを加えると簡単に発生してしまいます

先程の廃業された製造業者から仕入れ先を切り替えて数年後にこの悲しいブームが到来しました

歴史ある製造業者様だったのですが、この時も時代の流れや風潮に従い製造の自粛から暫くして中断を決意されました

とても残念な事です

熊本の震災がもたらしたもう一つの地域

その後、我々は大分県の別府温泉から抽出される硫黄成分で製造をされる業者様からこの商品を仕入れております

先程の熊本の大震災は、少なからずお隣の大分県にも影響があるようです

地震による地質の変化は自然の恵み温泉の泉脈にも影響を及ぼします

地震の影響により出荷が遅れるとの知らせを受け取りました、その内容は今のところ交通事情の遅れという内容のものでしたが、今後の事が心配です

本物以上に本物の硫黄泉を、関西のど真ん中大阪で堪能できる

今後もできる限り続けて行きたいと思います

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おのちゃん

おのやすなり ⭐️大学卒業後、全国展開を行う宝飾・アパレルチェーンストアに就職、宝飾店店長,エリアMGRとして勤務 ⭐️2000年地元で温浴施設の運営に進出をする企業の事業に参加、新規事業責任者として温浴施設を立ち上げる。その後取締役事業部長として温浴施設3店舗及び関連する飲食事業5施設を「湯本一丁グループ」として展開。 ⭐️2017年、日本コミュニティー・マーケテイング研究会(通称コミマ)設立 組織内外の安定を保った経営を行うために、様々な場面で良好な関係性を構築するマーケテイング手法(コミマ)を提唱し、円滑な組織運営のお手伝いをしております ⭐️ブログ「極楽コミマ」主催 ⭐️PODCASTインタビューマガジン「才能の履歴書」発刊

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