咲いた花は思い出と共に未来に繋がる
子供の頃住んでいた家の一件隣は何故か並びにある我が家とは違う某大学の理事長さんの大邸宅でした。
その屋敷には邸宅の割に老夫婦だけで住んでおられて、理事長であるご主人は日曜日には和服姿のカミナリオヤジなイメージでした
多分何かイタヅラして叱られたのだと思います
一方奥様は、いつもニコニコしていて上品なおばあちゃんって感じです
カミナリオヤジがいない平日には時々近所の悪ガキどもと一緒におやつを頂いた記憶があります
この邸宅の庭にはこの時期立派なアジサイが沢山咲いていて、雨降りの日に学校から戻ると外で遊べないからか良くアジサイを眺めていた事を思い出します
子供乍らに花の観賞が目的ではないでしょうが、このお宅で何をしていたのかは思い出せませんが、アジサイが咲き広がる光景だけはくっきりと覚えていて、それと同時にあの優しいおばあちゃんの面影が何となく瞼に浮かびます
花の命は短いが、思い出を刻み、それは未来に繋がる
季節季節に咲き誇る花の命は短いですが、毎年毎年同じ時期に規則正しく花をさかせます
そして、その花と共にその時々の過去の思い出を懐かしく感じますよね
年齢を重ねるごとのその想いでの数も増えていく・・・・
この春、施設の花壇に花を植えようと思い立ち、雑草が生い茂り長年放置していたあれ花壇や、荒れ地の草を引き、土をおこしています
朝、土をおこしながら施設の前の通行人を眺めていると多くの学生の通学路になっています
彼等にとっては学校に向かう為の通学路にある建物というだけです
よし、彼等の日常生活の一コマにも花を添えよう!!
結構なスペースです、此処に季節の花を植えて彼らの今が花の思い出と共に未来に繋がれば嬉しですもんね
その花と共に、変なオッサンが”おはよう”と声をかけてきたがあそこは一体なんだっけな??
そういや風呂屋だった気もするけど・・・・
なんてね(^_-)-☆
15年前の悪ガキが、父親になっていた
お店に立っていると、開業当初よく利用をしていたと青年が若い父親として来店してくれたりします
”当時浴槽の中で泳いで店長さんに叱られたもんです(” 一一)遠い目で語ったりして
その店長さんて、もしかして俺の事( 一一)( 一一)
僕にとってはさほど遠い前の話じゃないが、若いパパさんにとっては最早私は歴史上の人物だったりするので参ります
花と同様、施設そのものが今を生きる人達の未来に繋がる思いでならば仕事のやりがいもあるってもんです
自分の仕事に花を添えよう!!
咲いた花はそんな人たちのご褒美でもあります
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