高橋克也は一人歩きしたカリスマか?
20年前に発生した地下鉄サリン事件
この事件に関わり17年間の逃亡生活の末逮捕された高橋克也の裁判が開かれるという
17年間の逃亡生活、街の至る所に極悪非道の殺人犯や暴力団の指名手配と共に貼り出された手配書の記憶が蘇る
逮捕された現在の高橋克也の写真を観て”え!なんかしょぼい!!”と思った人は少なくないだろう
逃亡の果てにやつれて別人となった菊池直子、凄味をました風貌に変わっていた平田信には潜伏生活の凄まじさを感じたが、失礼ながら高橋克也には”えー?”という別の意味での驚きがあった!!
あの人は教団内では別に有名じゃなかった
今日の裁判に先だって長年共に逃亡をしていた菊池直子が逮捕後初めてマスコミ向けにだした声明である
言葉の真意は解らないが、言葉どおりに受け取るとこういう事だろう
教団内では大した地位でもカリスマ性もなかった一教団員が、逃亡することによって教団内ではエリートだった幹部と同列に扱われ、長い潜伏で益々そのイメージが増幅されて、本人とは全く関係のないところで一人歩きして悪のカリスマのイメージを持たれていった、あんな男冗談じゃない・・
と言っているように受け留められる。
私の解釈が正しければ、何だか菊池直子は未だにオウムの序列と言うか呪縛から解きはなれていないような気がする、一方で如何にも俗物的な風貌で捕まった高橋克也には頷けるようなコメントである
評価を間違えると本人も周りも不幸である
社会の中では人と関係を持ちながら生きている。時には人に対する評価を誤る事が多々ある、実際の力よりも高く評価をしてしまう。それをバネに飛躍できる人ならばよいが、本来なら求められていない事まで求められてしまい本来の実力も発揮できない人や潰れてしまう人もいる。評価通りの活躍を期待しているのに、全くその域ではなかったために期待をしている周りが穴埋めをしなけらばならないという弊害も起る
誤った判断が本人も周りも潰してしまう結果となる
評価をする人が組織上での決断を担っている場合は尚更、人に対する評価は慎重に見極める必要性がある
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