露天風呂でくつろぐピカチュGET・・戦々恐々なお風呂業界

”いよいよ配信されたな”

”されましたね”

”要注意だな”

”そうですね”

”夏休みだもんな”

”それは織り込み済みでしょう”

・・・・・今朝の開店前のスタッフミーテイングの会話である

おそらく全国の商業施設では同じような会話が繰り広げれれていたと思われるが、我々温浴施設にとってはある意味戦々恐々なのである

露天風呂でモンスターGETなんてシャレにならないのである(⌒-⌒; )

温浴施設の脱衣場が携帯電話禁止の理由

携帯電話の普及とともに我々温浴施設を悩ますこととなったのは脱衣室における携帯電話の使用である

公衆の中で携帯電話で話すしゃべり声がマナー違反であるという一般的なモラルの問題でなく、我々が頭を痛めるのはカメラの存在

温浴施設はもちろん裸で利用をする場所、そこに容易に何台もの小型カメラが無作為に持ち込まれという想像をしていなかった事態が日常化した

何気なく撮した写真に見ず知らずの人の裸が撮される、あってはならないことなのである・・・

近年のスマホは電話をするというよりはメールやSNS、あるいはゲーム機等、会話をするという電話機としての機能は薄れ、使い方はサイレントであるので発見もしにくい

あなたが感覚が基準だと思わない方が良い

”お客さん、ここでの携帯は禁止です”

”メール確認してるだけやろ、迷惑かかってへんやろ〜が”

”わかるんですが、カメラが・・・・( ;´Д`)”

”アホか、男の裸撮って何が嬉しんじゃ・・・”

ところがですね

世の中にはいるんですよ、嬉しい人が!!

世の中いろんな人がいて自分の尺度だけだは物事は測れません

大人だけでなくて子供が歪んだ性癖者の餌食になる事だってあるのです

たとえ意図しなくても偶然写った写真が一旦SNSで拡散すれば歯止めが効かない

通常の感覚の持ち主ならばなんとも思わないような写真が、あなたの後ろになにげに写っているその被写体に悦びを覚える理解しがたい者が必ず存在します

女の敵は女と思え

全く違う視点もあります

同じ欲望でもお金目的の場合も考えられるんですよ

以前、挙動不審のおっさんをとっ捕まえて地元の警察に突き出したことがあります

この時刑事さんと話をしたことなのですが

世の中に出回っているアダルトビデオの中には”盗撮モノ”というシリーズがあり銭湯の覗きのようなシーンを集めたモノもあるそうです

その大半は女性が女湯に侵入して撮影したものだそうです

そういったものがフィクションでなければ当然そういう事になりますよね

卑劣な女性の敵は歪んだ男であるとは限りません。

金目的の同性である女性が同じ女性を裏切るというケースも考えられるのです

マナーとは何かを考える機会にすべきだよな

日本に先駆けて配信されたポケモンGOに熱中するあまりに起こる様々な珍事件が連日放映されています

昨日からは我々の身近でもこういった現象が取り上げられニュースになっていますよね

多少マスコミが煽りすぎているきらいが否めませんが大きな問題が起こらないことを祈りたいです

我々の探しだすモンスターは暫くはモンスターを追いかけて見境がつかなくなったあなたです

しかし、それ以前になぜ温浴施設で携帯を触っていると注意を受けるのか?

逆ギレされたりして心折れることもしばし

注意する方も大変なんですよ

注意されるということは自分の基準と違うルールが存在しているということです

それがわからないモンスターにあなたがならないように

でないと「10まんボルト」ですよ

応援してね!!

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小野康成 温浴施設コンサルタント 温浴施設の持つポテンシャルを視座を変えて見つめ直すと実に多くのサービスを提供できます。それを必要としている人が地域には溢れています。17年間で複数の温浴施設・飲食店を立ち上げ現場指揮から得た経験から、施設と地域と人を繋ぐプロデユースを行なっています。