ファンキーな街の風呂屋のオヤジ

もう随分前の話しのようですが、ついこの間の事です

異国の地で二人の日本人が人質となり処刑されました。

 

灼熱の砂漠でもしも無事日本に戻れたならばお風呂に浸かりたいと願ったと想像する事は不思議ではありません。

 

見知らぬ者同士があらゆる条件に関わりなく分け隔たりなく平等に、安全に、安心して裸で寛げる、「おふろ」はこの国に於いてかけがいの無い奇跡の文化です。

 

時代時代に姿、形を変えながら続く文化はこの先の高齢化社会、健康志向に於いて益々必要な文化だと思います

同時に海外進出をされる企業もありますが諸事情を考えると本格的な輸出は困難であり、海外からの体験型文化としても大切に受け継がれる環境も必要なのではないかと思います

 

世界中で起こっている様々な争いは、歴史を紐解くと今に始まった事ではない

 

何千年も前から人類は戦い、必要のない憎しみと悲しみ抱えて時代を紡いで来ました

 

歴史の授業は眠ってましたが、そのくらいは知っているのです

 

世界がフラット化して地球上の全てが今までよりも身近になりました、関係のなかった争いや知らなかった憎しみが世界の果ての話しではなくなりつつあります

 

我々は自分たちの文化を守れるだろうか?

 

そんなことを思ったりもします

 

我々は自分たちの国をもっと大切に、真剣に考えるべきじゃないのだろうか・・・

 

目の前ではどう見ても中学生なガキンチョ共が小人のチケットで入浴しようとして若い社員にとっ捕まっています

 

いい歳したオヤジが下足の鍵を間違えたとフロントの女の子をなじっています

 

日本は平和だ

 

この平和はいつまで続くだろうか

 

日本の文化はこの国でいつまでもこのままであって欲しい

 

ファンキーな街で風呂屋のオヤジをやっています

 

幸せは無意識な日常にあるのだと感じながら(-_-;)・・・

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小野康成 温浴施設コンサルタント 温浴施設の持つポテンシャルを視座を変えて見つめ直すと実に多くのサービスを提供できます。それを必要としている人が地域には溢れています。17年間で複数の温浴施設・飲食店を立ち上げ現場指揮から得た経験から、施設と地域と人を繋ぐプロデユースを行なっています。