くすりそうばい(薬九十倍)

我々の施設各店は毎朝開店時間の3時間前に浴室担当の清掃部隊が集まり、2時間かけて浴室、脱衣場を清掃していきます

今日はお盆なので営業は祝日扱い、6時開店だから深夜3時からお掃除スタートです(;^ω^)

彼等、彼女等は掃除をする個所によって様々な洗剤や薬剤を使い分けます、バックヤードには色んな洗剤が置いてあります

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各段ボールにそれぞれ違う薬品が入っています

以前は何処に何を使うのかを把握しておりましたが、いろいろな業者やメーカさん達がそれこそイロイロ売り込みに来られます、現場の声やコストも考えて今は各店の担当社員が商材を選んでいますので今ではさっぱりわかりません((+_+))

こんなに色んな薬剤が要るものなかと!時々釘はさしますけど・・・!

請求書の整理をしていて、以前あった事ですがよくよく中身をみるとななんだかバカ高い薬品をバカスカ使っています、担当者を呼んで何に使うのかを確認すると鏡の鱗を落とす薬品だそうですが月に10本以上使っていて使い方に間違いがないかを業者に確認させました・・・

効果は週は2回程でも変わらないとの事でした(-_-;)、大体そんな使い方していたら毎年鏡を全部新品に取り換えてもおつりが来ます(-_-メ)

そういえば、昔出飛び入りでやって来た洗剤薬品会社の営業マンは相当口が立つオッサンでした、このオッサンどう見ても”街金”屋さんにしか見えません、金無垢のロレックスをはめた営業マンて初めてだは(-。-)y-、

”これは特殊な薬品です”とアタッシュケースから厳かにサンプルの”白い粉”を取り出し”使ってみてください”・・・

思わず”上ものでんな!末端価格はどのくらいになりますかね”と返しそうになりましたが、驚く値段でした・・

「くすりそうばい(薬九十倍)」とは薬がボロ儲けを揶揄したコトバですが、経験上使てみて価格の差以上に効果のあるモノは無いように思います。

継続して、丁寧に行う事が一番ではないかと思います。

 

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小野康成 温浴施設コンサルタント 温浴施設の持つポテンシャルを視座を変えて見つめ直すと実に多くのサービスを提供できます。それを必要としている人が地域には溢れています。17年間で複数の温浴施設・飲食店を立ち上げ現場指揮から得た経験から、施設と地域と人を繋ぐプロデユースを行なっています。