木を見て森を見ず
嘗ての上司の訃報を嘗ての同僚が報せてきた
もう20年以上前の話になる、今では懐かしい思い出だがライバル意識を持っていたその同僚に先を越された、課長になったのだ。
辞令交付のあった夜、僕は荒れた酒を呑んだ事を思いだす・・・一生懸命やっているのに何で奴が先なんだ・・・・
今思うと自分の青さが良く解る、何がそんなに悔しかったのだろうか?
”一生懸命やっていた”今もその思いは変わらない、そう、一生懸命だった、”自分なりに”
木を見て森を見ず
今なら、何故奴が先に課長になったのかは良くわかる、奴も一生懸命だった、”大局を見ながら”
目先の事だけにしか頭の廻らない自分は正に”木を見て森をみない”ような仕事しかしていなかったように思う
数年後、僕はその仕事を辞めて関西で別の世界に飛び込んだ
奴は、嘗ての上司と共に関西を離れ同じ業界の別の会社に移った
会社が替わっても時々逢っていたが、その機会もだんだん少なくなっていった
”おまえ、最近全然大阪に来ないじゃないか!”
”もう、行く必要無くなったんだよね!”
”・・・・ふうーん、そうか!!”
”なんだよ・・・(;一_一)”
一を聴いて十を知る・・・とは言わんが、多少は成長したんだよ(-。-)y-゜゜゜
さてさて、今週は各店のミーテイングです
目の前では資料の為の資料づくりでテンヤワンヤな人達で一杯です
”何の為の資料ですか・・・・?”
森を見ないとだめですYO!!
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小野康成 温浴施設コンサルタント
温浴施設の持つポテンシャルを視座を変えて見つめ直すと実に多くのサービスを提供できます。それを必要としている人が地域には溢れています。17年間で複数の温浴施設・飲食店を立ち上げ現場指揮から得た経験から、施設と地域と人を繋ぐプロデユースを行なっています。
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