スーパー銭湯にはもっと女性正社員が必要だ!!

昨日は”おふろ元気プロジェクト”が主催します「春のおふろ経営セミナー」に店長達と一緒に参加して来ました。

温浴施設運営事業者、関連会社の人達で会場は立見が出る程熱気でムンムンしていました・・・(*^。^*)スゴイ!!

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この会場で大勢の聴講者を前に司会進行を進める若い女性・・・

恐らく多くの聴講者、主催側で溢れる会場の中で一番年齢は若いと思います

議事進行は立て板に水のごとくスムースに・・とはいきませんが、若干の緊張感とたどたどしいながらも会を前に進めようとする誠実さが伝わってきます。

彼女はこの会”お風呂元気プロジェクト”を主催する株式会社温泉道場の新卒入社2年目の社員です

親方と呼ばれる新卒女子

彼女と会うのは昨日が初めてでしたが、彼女の存在は良く知っていました。関西の会場に集まる多くの人達の中にも同じように彼女に会うのは初めてだけど、その存在を知っていたという人が多くいました。

”親方、始めまして(*^。^*)”、多くに方が彼女との名刺交換の際に気軽に声をかけています、もちろん私も・・

親方・・・?

この呼び名が彼女が認めた公式のニックネームかどうかは知りませんが、彼女の上司は彼女をそう呼んでいます。

そして彼女の所属する会社の社長はご自身のフェイスブックで彼女の事を”親方”と呼んで事ある毎にその存在をアピールしています。

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ちょっと毒ある言葉で、うら若き女性を”親方”と呼ぶ酷い社長・・・

ではなくて、投稿は愛に溢れています!ですから、ちょっとユニークで時折失敗をしでかす彼女の様を投稿を通じて叱咤激励しているのです。

だからこの社長と繋がりのある人達、多くのおじさん達は彼女の事をほのぼのとした気持ちで応援をしているのです。

スーパー銭湯のお客様の半分は女性です

施設の特徴によりこの比率は前後しますが、世の中の性別は基本的に男と女です

当然ながら温浴施設の半分若しくはそれ以上は女性専用スペースです。

そこに働く人たちの大半も女性です、善し悪しは於いて男湯に女性が入って仕事をしても問題にはなりませんがその逆は決してありえない。

女湯で火急な出来事が発生したとしても男性スタッフは絶対にそこへはいけないのです

然しながら、大半の施設の運営を司る中心と言うべき正社員は圧倒的に男性です

イロイロな理由があると思います、営業時間が長く勤務シフトは不規則です

上記と同じ理由とは裏腹に男湯で火急な事態が生じた場合現場判断者として男湯に飛び込まなければならない事もあります(矛盾と言えば矛盾ですが・・・)

スーパー銭湯は女性の正社員が必要な業界なのです

それだけではありません、半分が女性のお客様と言う事は女性目線の経営ができなければ支持されないと言う事です。半分の男性客の実質的な財布を握っているのも女性であることを考えれば尚更です。

我々は150名近いスタッフの8割が女性ですが、恥ずかしながらそれを取りまとめる正社員19名の中で女性は1名だけです。

一方先の社長の運営される施設は我々と同じ3施設で14名の正社員の中で6名の女性社員が活躍されています。

親方のみならず、社長のフェイスブックでは他の女性社員についても同じような投稿を沢山されています。

愛のある”いじられ方”を”おいしい”・・・と思える女性社員が活躍する会社

我々も一刻も早く追いつかねばなりません。

がんばれ!親方!!

応援してね!!

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小野康成 温浴施設コンサルタント 温浴施設の持つポテンシャルを視座を変えて見つめ直すと実に多くのサービスを提供できます。それを必要としている人が地域には溢れています。17年間で複数の温浴施設・飲食店を立ち上げ現場指揮から得た経験から、施設と地域と人を繋ぐプロデユースを行なっています。