お店を奇麗に維持する方法

運営しますスーパー銭湯3店舗、外部のミステリーショッパーに調査以来をお願いしましたが、それに備えて再度各店のお店の状況を確認しています

改めて見直すとイロイロな事が目に付きます。

例えば何気なく張り出しているポスター、飲食コーナーのおすすめ商品を張り出していても、それが何処で体験できるのかなんて事がちゃんと記されていない、イグジット(出口)が明記されていなかったりします。

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ステーキは一階のレストランの”おすすめ”です、離れの焼肉店じゃないよ!

この時期美味しいマンゴーかき氷、バーカウンターで販売していますお気軽にどうぞ

各店飲食を提供するスペースは5ケ所〰少ない店でも2カ所あります。それは何処で食べられるのか?或は脱衣所で宣伝している化粧関連は何処で購入できるのか?

こういった事の全ては思い込みから生じます、「この商品の販売や提供は〇〇に決まっている」(-_-;)・・・一つ一つ、初めて来店されたお客様を想定する思いやりが必要です

本当にお店を気持ちよくするなら、スタッフだけでは不可能です

もう一つ、全店で引っかかるのは不特定多数が使われる備品の整頓です

スーパー銭湯で言えば、洗い場の洗面器や椅子、お手洗いのスリッパ、ドレッサーのドライヤー、飲食スペースの座布団、等々です

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どちらが気持ちが良いかは一目瞭然

担当スタッフの見回り回数を増やす、その為に人員を増員する、施設側が意識を持って維持する努力をするのは当然の事です、然しそれだけでは100点満点はとれません

神戸に素晴らしい泉質の銭湯があります、地元の住民はもちろんですが全国から温泉マニアが集まる小さな施設です、ここが素晴らしいのは泉質の良い温泉もさることながらお客様のマナーの良さ、洗い場の洗面器は使い終わったら必ずお客様の手で元に戻されます、そういった意識のない人も当然おられますが、そういった場合常連のお客様が勝手に整えている・・・

僕からすると革命的な素晴らしさです、愛されているんですね、これこそ公衆浴場のあるべき姿なんだと思います

奇麗に整ったピンとした雰囲気、これがお客様を教育し自ずから整頓をする行為になります

そしてそういった施設の方が利用される側も気持ちが良い筈です

お客様と同じだけのスタッフを配置することはできません、僕たちが目指すのはこういった施設、ある意味お客様の意識を変えてしまうような施設づくりです

これは結構難しい事かもしれません、然しお客様の習慣を変えてしまうような我々の習慣の意識改革、これが実践できれば本当に良い施設になるのだろうと思います。

頑張ります(^_-)-☆・・・・

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小野康成 温浴施設コンサルタント 温浴施設の持つポテンシャルを視座を変えて見つめ直すと実に多くのサービスを提供できます。それを必要としている人が地域には溢れています。17年間で複数の温浴施設・飲食店を立ち上げ現場指揮から得た経験から、施設と地域と人を繋ぐプロデユースを行なっています。
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