リラクゼーションで指名をして貰うために意識をして行うべき3つの事

先日行ったリラクゼーション部門のミーテイング

議題の一つはリピーターの作り方

施設同様にリラクゼーションルーム自体が常連客を多く持つことです

お店の雰囲気も重要ですが、リラクゼーションは施術者さん一人一人が提供するサービスに違いがあります。腕が立つと言う事も重要ですが、それ以上に相性の問題もあります

ここで大切なのは

・いかにお客様に寄り添う事が出来るか

・その上でいかに印象を持って貰えるか(指名を頂けるか)

と言う事が重要です

施術前に自分の名前を名乗っていますか

施術前にお客様に対して”担当します〇〇です”とちゃんと名乗っていますか?

自分の名前を名乗ると言う事は、これからの30分なり60分間、貴方の身体に触れて、わたしが課題を解決しますといういわば責任表明のようなものです

名前を名乗ってその意識を持つことでよりお客様の状態や症状を意識する事のなるのではないでしょうか

これはきっちりと組織の決め事として徹底されているところもありますが、案外それができていない施術師さんが多いのも事実です

当施設でもヒアリングをすると曖昧な回答でしたので徹底されているかと言われれば疑問です

施術後のコミニケーションが重要です

施術が始まると8割の方が眠ってしまうそうです

中にはあなたとおしゃべりがしたいと言うお客様もおられるでしょう。貴方に触れて貰い、話を聞いて貰える事で身体のコリだけでなく心のコリもほぐして欲しい、こういった方は既に貴方のフアンですからこのままいい関係を続ければ問題はないでしょう

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来るだけで大満足な人は今まで通りで

僕もそうですが、身体をほぐして貰っている時はあまり話しかけて欲しくないですし、気持ちが良いと眠ってしまいます

こうなると一時間も密着しながらコミニケーションはなかなか取りずらいものです、重要なのは施術が終った数分の間です

ぽん!ぽん!と肩を叩いて

”はい、終わりです、ありがとうございました。気持ち良かったですか?”

と感情を込めず台詞の様な言葉を言ってみても、寝覚めでボーとした頭には入って来ません

何をしたかをちゃんと伝える

施術をしながら、お客様の課題はどういった症状でそれに対してどんな対処を行ったのか・・・・

これを簡潔に伝える事で貴方の信頼は高まると思います

更にそれを必ず言い続けると言う事は、それを伝えるために施術者自身が施術中にお客様の課題に向き合い、より考え乍ら意識をしなければ為りません

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その意識を持つだけでも貴方の技術がお客様の課題にマッチしていくのではないかと思います

ワンポイントアドバイスができれば更に印象は深まる

ミーテイングの中で、施術の後にセルフケアについてアドバイスを心がけていると言うスタッフがいました

この方なかなかの勉強熱心で、専門的な事をしゃべりだすと話が止まりません。

しかし場合によってはこれは逆効果

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だってぼーっとした頭で、あれこれ長々説明されても頭に入ってこないし、話にあわて聴いているとせっかくほぐれた身体がコリそうです(-_-;)

彼と話をしながらいい方法を思いつきました

彼の得意な研究分野は「あしつぼ」です

だから施術中に一番感じた課題と、それに対して何を行ったのかの説明と更に一言

”ちょっと足を出してください、お客様の問題は足裏のこの部分です”

と言いながらそのツボを押してあげる・・・・

こういわれると半分くらいの人はお風呂などでその事を思い出して、そのツボを押さえてみるのではないでしょうか

そのたびにきっと貴方の事を思い出す訳ですから、これは効果的だと思います

1、名前を名乗る

2、症状とやった事を簡潔に伝える

3、予防のためのワンポイントアドバイス

ミーテイングを行いながら施術師さん達が潜在的に感じている事を浮き彫りにすると今回はこの3点にまとまりました

彼等自身が答えを持っていると言う事です

意識して、指名獲得に励んでください(

応援してね!!

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小野康成 温浴施設コンサルタント 温浴施設の持つポテンシャルを視座を変えて見つめ直すと実に多くのサービスを提供できます。それを必要としている人が地域には溢れています。17年間で複数の温浴施設・飲食店を立ち上げ現場指揮から得た経験から、施設と地域と人を繋ぐプロデユースを行なっています。