秋の露天風呂と奇想天外な夢

今日で9月も終わり、今年は残暑としてはお盆以降比較的に涼しく過し易かったのではないでしょうか。

10月から11月にかけての秋は気候も良く露天風呂で過ごす時間は穏やかで、とても気待ちの良いうってつけのシーズンです

然し乍ら我々のような温浴施設は夏のピークが過ぎ次の冬のピークまでこれまた比較的に穏やかなシーズンとなり、経営的には涙・涙でござります(゜_゜>)

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我々の施設は多くの常連様に支えられており日常的にご利用頂いており、各店10,000名様強の会員様が居て中には毎日ご利用頂ける方もおられます

家風呂比率が低かった時代の街中銭湯が本来の役割を終え廃業件数が続く中、健康ランドや温泉地の温浴施設はレジャーとして発展をしスーパー銭湯の台頭はそれをより身近なものとしました。

お風呂大国である我が国には大小合わせて約24,000件の温浴施設があると言われています、言葉遊びになるかもしれませんが5000人に一軒の比率と言う事になりますから我が国のお風呂好きの程が良くわかります

我々の施設もそうですが先に述べた通りその利用者はリピーターに支えられています、なので一方では近くにあっても利用をされたことの無い人や利用率の低い方が未だ沢山おられるのも事実です・・・是非体験してほしいですね、この時期の露天風呂!!

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壮大な夢を・・・・

ちょっと奇想天外な夢ですが横の繋がりが希薄な業界ですが温浴施設が連携をしてあるイベントができたら素敵だな・・と思う事があります

大きな施設も小さな施設も一施設100人のサポーターを集めて大きな会場を貸し切ってイベントを行う・・・・

300施設が集まれば3万人のお風呂好きが集まる事になります

小さな街中銭湯も頑張って100人を集める

大きな施設はその手助けを行ってもいいでしょう

地域が地域の温浴施設が連携して盛り上がる

これがムーブメントとなれば温浴施設を利用しない方も、利用回数が少ない人もその存在を意識するようになり、もっともっとお風呂の文化が見直されるのではないでしょうか

最近外国人が日本の文化として温浴施設に興味を持たれているというような事がニュースになりますが、まだまだ自国の人達にその良さを再認識して貰えればうれしいですね

日本の皆様、秋の露天風呂を堪能しましょうよ!!

応援してね!!

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小野康成 温浴施設コンサルタント 温浴施設の持つポテンシャルを視座を変えて見つめ直すと実に多くのサービスを提供できます。それを必要としている人が地域には溢れています。17年間で複数の温浴施設・飲食店を立ち上げ現場指揮から得た経験から、施設と地域と人を繋ぐプロデユースを行なっています。