意見決定のルール

リーダー研修を学んで来たリーダー達が各ポジションでミーテイングを実践しています

彼等に与えられたミッションは参加者全員に考えさせる、文字通り参加をさせると言う事です

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その為に2つの条件が課せられています

①未来形として質問を投げかけてみる(今後はどうするのか?)

②書かせる・書いて発表させる

質問の仕方と回答の手順です

苦労をするのは質問の投げかけ方です、質問の仕方によって回答の方向性は変わってしまいます、課題は何で何を解決したいのかが明確でないとなりません

書かせるというのはイロイロな意味があります

・人の意見に左右されない

・権力者や声の大きい人の独り舞台にさせない

・短い時間で全員の考えをまとめ公表できる

等です・・・

人に惑わされないという観点から出て来た回答の賛否もどれを選ぶかは番号を振って記入させるか立場の弱い人からさせる方が良いでしょう・・・

ところで、見ているとリーダー達が最も迷っているのは出て来た意見を選択する事です

決定のルール

アイデア出しは視点を広く持ち幅広い意見を聞くために余り制約をかけない方が良いでしょう、少し大胆な意見や奇想天外なものがあっても視野が広がりそこから新たな発想やアイデアが産まれるかもしれません

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然し、選択をする場合は参加者にはリーダー目線で選ぶ事を条件にするべきです。

到底実現できないモノを実現できないままに選んでも未来に前進しないからです

すぐに実現できない場合でも、それを実現するために今あなたならどうするのか?の発想を持たせる必要があります、つまり発言に責任を持津と云う事です

それから、決定は必ずしも多数決ではありません、最後は決定権者が参加者にコミットメントさせる形でつまり納得させて約束して貰う形で決定します

参加者は決定権者に自分の意見をぶつける権利があります、然し自分の意見を通す為にはその為のプレゼンを行う義務もあるのです、自分の意見が採用されなかった場合は決定権者をが納得できるアイデア自体や、プレゼンができなかったと云うルールです

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リーダーたちはメンバーに考えさせ、アイデアを出させ、公平に耳を傾ける

そして、決定の要因も明確に伝える

決定した事は実行を約束させる

未来の為に頑張りましょう

 

応援してね!!

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小野康成 温浴施設コンサルタント 温浴施設の持つポテンシャルを視座を変えて見つめ直すと実に多くのサービスを提供できます。それを必要としている人が地域には溢れています。17年間で複数の温浴施設・飲食店を立ち上げ現場指揮から得た経験から、施設と地域と人を繋ぐプロデユースを行なっています。