あなたが飲んだ水も下水代として徴収されてます・・水の使用を考える②

御存じない方も多いと思いますが水道メーターというのはありますが、下水メーターというのは義務付けられていません

ご家庭の水道検針というのはありますが下水検針ってないでしょ!

だけど、皆さんちゃんと下水代は払っている、これはどういうことかと言えば、使った水道水は全て下水に流しているとみなされているのです。

あなたが飲んだ水をご家庭で排せつしなくても、

鍋で沸かしたお湯が湯気となって空中に紛れても、

お庭の花に水やりして土に帰る水も、

すべからく下水に流している事になっています。

下水は汚水である事が前提

我々温浴業は毎月膨大な水を使い排水しています。なので最終排水口〔下水口)に特殊メーターをつけませんか?という提案が良くあります。

ダウンロード (5)

水道メーターの仕組みは一般的にプロペラ〔羽根〕式になっています、水が水車のように羽根を動かしその回転でどれだけの量がそこを通過したかを計るのです、ですからゴミ等の固形物やヘドロなどの泥状のモノを流すと詰まってしまい羽根は回転しません、そういう事もあるのだと思います。水道メーターを通過した水は暫定的に全て下水に放流したと見なす場合が多いのです。

高価なデジタル磁気メーター

羽根式のメーターに対して高価ですが磁気を使い羽根を回すことなくそこを通過する水の量を計測するデジタルメーターがあります。

これを使えば水に汚れが混じってヘドロ状であったとしてもその水の量を計測することが可能です

協議のうえで行政側が下水メーターを取り付けてその計測値を下水使用量とみなす事を認めて貰えた場合に限って下水道の使用量を汲み上げたり、使った水道水が通るメーターではなく実際に流れた量だけを下水使用量と認めてくれる場合もあります(市町村によりそのスタンスは変わります)

だけどこの特殊なメーターはとても高い!取り付けを提案してくる業者は沢山ありますが尋常じゃない値段です・・・

メリットのある業種

例えば工場で大量の水を機械の冷却水に使う場合、クーリングタワーなどがその例ですが冷却水として使用した水は蒸気として空中に放出されるので下水には流れない

大きな飲食工場や、給食センタ―なども多くの水が煮炊き用に使われ蒸気となります。

大手の総合病院などでもメリットは大きく導入をしているところが多くあるようです。

温浴業のメリットはブラックBOXだと思う

さて、この高価なデジタルメーター導入の提案が後を絶ちません。提示してくるメリットも提案する業者によってまちまちです

多くの業者は30%位のカットになると言いますが・・・(-_-;)

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つまり、お風呂屋で汲み上げた水のうち30%は蒸発していると言う事ですがどうにも合点がゆきません。

お湯はガスボイラーで焚きますが、密閉式なので水蒸気はでません、大体100℃にもする必要もありません。

大きな露天風呂は確かに水は蒸発する可能性は高いです、夏場の日差しで床は焼ケつくような熱さになりますから巻いた水やお湯はすぐに乾きます

厨房でも煮炊きものは一日中行っています

だけど、30%はあり得ない気がします。

データを見せて貰いますが、温浴施設でのデータ数が圧倒的に少ない。30%の実績値がある施設も前年との比較ですがその原因がデーターとしては明確ではありません。

例えば、汲み上げた地下水の井戸に多くの砂が混じっている場合、汲み上げて除去した砂は下水には流れませんからそういった理由があるかもしれない、然しそれならば我々の施設には該当しないのです。

・・・という訳で現在はこの提案は見送っております

えーと、同じ話を聴くのは面倒なのでこの手の話を持ち込まれると僕は相当つんけんして嫌な奴ですがお許しください<(`^´)>

確かなデーターがあれば話は別ですが、大抵は次々辞めては入ってくる新人君なので仕組みについては僕の方が詳しかったりします。

いや待てよ、人が足りないからうちで勧誘しようかな!!

メーターは採用しないが、君の事は考えよう<(`^´)>

つんけんするのは止めだ、次早く来ないかな・・・(-_-;)

・・・その3へ続くかも(気が向いたら書きます)

 

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おのやすなり

おのやすなり:全国アパレルチェーンのエリアMGRとして勤務後、温浴事業参入を目指す企業にプロジェクトリーダーとして入社。設計段階から関わり1号店を出店、その後取締役事業部長として事業拡大を行い温浴施設3店舗、付帯飲食店5店舗を展開し統括を行う。 2016年、お風呂を利用した全てのビジネス(温浴・宿泊・介護・スポーツジムなど)運営の総合アドバイザー集団を目指し独立、現在に至る。 現場が問題意識を持ち課題に取り組める組織運営をサポートし活気のある施設運営で売上・利益をあげるサポートを行います。

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おのやすなり:全国アパレルチェーンのエリアMGRとして勤務後、温浴事業参入を目指す企業にプロジェクトリーダーとして入社。設計段階から関わり1号店を出店、その後取締役事業部長として事業拡大を行い温浴施設3店舗、付帯飲食店5店舗を展開し統括を行う。 2016年、お風呂を利用した全てのビジネス(温浴・宿泊・介護・スポーツジムなど)運営の総合アドバイザー集団を目指し独立、現在に至る。 現場が問題意識を持ち課題に取り組める組織運営をサポートし活気のある施設運営で売上・利益をあげるサポートを行います。