ミーテイングは舵取りが重要

先日受講したミーテイング講習で学んだことの一つに「質問によって答えは変わる」と言う事があります。

当然と言えば当然ですが、これを意識せずに質問をする事の方が多いのではないでしょうか。

例えば仕事の報告で、「今日はどんな事がありましたか?」と質問するのと「今日はどんな良い事がありましたか」と質問するんとでは回答の内容が変わるという事です。

前者だと質問の内容が抽象的、報告なので問題意識という視点で捉える場合が多く問題点や課題を探す事となるので回答はネガテイヴになりやすい。それが目的ならばいいのかもしれませんが、活性化の為や前向きな状況を創る事が目的なら後者の質問が良い筈です

 

例えばこんなのはどうでしょうか?

現状の問題点を話し合うミーテイング、議題には店の雰囲気が良くないので改善したいという場合理由の一つにコミニケーションの悪さが原因として挙げられたとします

更に掘り下げるとお店のルールを守らない社員が居て困り調和がとれないという回答が出たとします。

これを受けて更に質問をします

Q, なぜ、この人はるルールを破るのか?

A, この質問だと、ルールを破る人の定義づけ、つまりその人に対する批判や非難が議論の中心になる可能性が大きいです。

Q, どうすればこの人はルールを守れるのか?

A, これだとこの人にルールを守らせることについての議論になるの、守らせるための問題点や方法論が議論される

質問の順番や聞き方によって答えは違います

個人攻撃が議題の中心となり、最終的には誰が鈴を付けるか…という雰囲気の義理なのか?

ルールを守るという共通認識を持たせるための具体的な知恵出しを行う議論を行うのか?

ミーテイングを主導する者の目的が糸口を見つけるためのモノか、あるべき方向を指し示すためのモノなのか?舵取りを次第でで出てくる答えも進むべき方向も変わってしまう事を意識しなければならない、とっても大切な事だと気づかされました( ̄ー ̄)!!

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小野康成 温浴施設コンサルタント 温浴施設の持つポテンシャルを視座を変えて見つめ直すと実に多くのサービスを提供できます。それを必要としている人が地域には溢れています。17年間で複数の温浴施設・飲食店を立ち上げ現場指揮から得た経験から、施設と地域と人を繋ぐプロデユースを行なっています。