God Hand 率いる組織の進むべき道
先日開催した当店施設にテナントとしてお取引しているリラクゼーション運営会社の社長による”足のつぼ”と身体についての講義、参加して頂いた方々には満足して頂けたと思います
目次
実践を交えて驚きの声が・・・
講演は難しい話は抜きにして実践方式で進んで行きます。
ギャラリーの皆様一人一人から自分の抱えている問題を聴き、前に出て来て貰い1分前後関連するツボを刺激してゆき、その後の感覚を比べて貰います。驚くことにたったそれだけで改善を感じる事ができる人が大半です
肩が痛く腕をまっすぐあげられない人、腰が悪くて体を曲げられない人、膝が痛くて足が上がらない人・・・・
変化が起きた自分の身体の動きに驚きの声が上がる度に講師の話や施術に引き込まれていく事が解ります。
大きな目的は、そのツボをそれぞれ覚えて頂き毎日自分でケアして頂く事です
リラクゼーション業界の変遷
講師の鎌田氏と私の出逢いは今から16年前、温浴施設のリラクゼーションコーナーをお願いして、現在も2施設での運営をお任せしています。
この間温浴施設の競争も激しく施設自体の入館者を奪いあう上に居抜き店舗に激安のリラクゼーションがどんどん進出して、リラクゼーションの業界図はガラリと変わりました。
価格は当時の半額というのが一般化してきています、そんな中ここ最近は我々の打ち出す方針も確かな戦略も無く話し合う内容はキャンペーンの話しだったり価格のデイスカウントであったりとどんどんリラクゼーションの本質から離れていったような気がします
一気にマーケットを広げた業界では人材の確保が困難となりました。経験のない若者や手に職をつけて自立を願う人達が多く流入しましたがこれは技術が伴わないといった現象や事例も多く発生する事にもなります。
一方競争の激化は良い一面もあります、それは失礼ながらマーケテイング論など皆無であった職人の世界から、サービス業としての意識が高まった事です。接客業としての意識の高まりやサービスのバラエテイー化、ターゲットのセグメントも少しづつ進んでいます。
ス―パー銭湯のリラクゼーションとして、今後の課題
そもそも鎌田氏に運営をお願いしたのは氏の確固たる技術です、あのころから多くのお客様を”捌く(さばく)”イメージの業者は多かった、初めて温浴業の進出をされる氏よりもオペレーションに長けた企業は多くあったのです。
施術師として実績のある氏の下に集まるスタッフの中には正直昔ながらの職人気質の方も多く、接客のスマートさという意味では欠ける部分があるのも確かです。
課題は課題として真摯に反省を行い、接客のレベルを上げる努力や必要性は感じます、一方でそれ以上に強みをもっと生かしていく事の重要性を更に強く感じました
今回の講演に来場されていた方は日頃から当施設のリラクゼーション部門を御愛顧頂いている皆様です。そしてそのリラクゼーション部門の経営者の講演を聴こうと集まった面々は日頃から身体に対する不安を抱いている人達なのです
1、鎌田さんという確かな理論や技術を持った施術師が率いる施設である事
2、そこで施術を行う者にその誇りを持って施術を行って貰う事
3、彼らに確かな技術の伝承を行う事
問題を抱えている方たちに楽になって頂ける技術を提供する事という戦略として方向性を明確にしていくべきだと再認識しました
キャンペーン等の戦術論は二の次ですね(;^ω^)
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