美術館でいつか会話したオッサン達に逢いに行こう!!

美術館は割と好きです

ハッキリ言いますが芸術的な感性はありません。絵に対する知識も全くありません。

別にカッコつけたり気取っている訳ではないのです。

何が好きかと言えばボーとするのが好きなのです。

なんでこんな絵を描いたんだろうこの人!

どういう気持ちなんだろう?

何を伝えたいんだろう、このオッサン?

オッサン・・・?

オッサンかどうかは解らなくても、取り敢えずオッサンをイメージします

昔教科書で見た事のあるような絵の場合尚更気合が入ります

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オッサンたちとの出会いが美術の授業か世界史の授業か忘れました。

その教科書に何が書かれていたのかも?教壇の上の教師が何を言っていたのかも?全く覚えていませんが。

多分その時も教科書の中の絵の世界にトリップして、オッサンになる前の私は筆を執っているオッサン達とコンタクトしていたような気がします。

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先月旅行したパリでも、昔会話したであろうオッサン達に再会して来ました

ルーブル美術館・オルセー美術館・オランジェリー美術館

最も楽しみにしていたのはアンリ・ルソーというオッサンです

ヘンテコな絵を描くオッサンですのでその心情に迫って”なに考えとんねん??”と突っ込んでやろうと思ってました(。-`ω-)

原田マハという作家の”楽園のカンバァス”というミステリー小説がこのオッサンの描いた「夢」という絵を題材にしており、とても面白くて・・・

この「夢」はニュヨークにあるのですが、アンリのおっさんが活躍したパリには彼の作品が沢山あります。その地で彼の絵に会いたかったのです。

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オルセーではゴッホやピカソ、ゴーギャンにミレー、モネにマネというオッサン達と会話して来ました

ルーブルは宗教画メインなのであまり会話は進みませんが当然ダビンチさんに逢ってきました

オランジュリーではユトリロさんに

もう一度言いますが、なんの知識もありませんが且つて”オッサン、何考えてますの?”と会話した記憶のある人達です

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オルセーに居る筈のアンリが居ません、係員に尋ねると”アンリは今展示していないんだよ”と言うような事をフランス語で言われました

・・・なんでやねん!とは思いますが、フランス語で言い返す事も出来ず諦めてオランジュリーへ

やはり、ここにもいる筈のアンリが居ません!!

聴いてみるとやはりフランス語で、どうやらこう言っているようです!

”アンリの子供たちは全員イタリアに旅してるよ・・・?”

どうやら、イタリアでアンリ・ルソー展が開催されておりパリ中の作品が旅しているようです・・多分!!(。-`ω-)!!

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逢いたかったのはこのオッサンです

自画像・変なオッサンでしょ!!

また、逢いに来るよ!!

残念!!、ですけど、絵の前で”ボヤー”とするのもいいですよ、お試しあれ!!

応援してね!!

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小野康成 温浴施設コンサルタント 温浴施設の持つポテンシャルを視座を変えて見つめ直すと実に多くのサービスを提供できます。それを必要としている人が地域には溢れています。17年間で複数の温浴施設・飲食店を立ち上げ現場指揮から得た経験から、施設と地域と人を繋ぐプロデユースを行なっています。