”あなたに何ができるのか?”転職、転籍の際に必要な事
昨日は所用の為1日お店を空けました
そういった日に限って何かしらトラブルが起きるものです
昨日も夕方外出先の携帯電話に機械室の配管からお湯が噴き出ていますとの報告が入りました
当店では守り神のような出入り業者がいて大抵はすぐに駆けつけて処理をして頂けます
昨日も速やかに対応をして頂き事なきを得た様です
お付き合いのある施設様の状況を聴いてみますとどの施設も懇意にしている業者様がおられ助けて頂いているようで、温浴事業者にとってはこういった業者様は大変ありがたく、なくてはならない存在です。
目次
ゼネラリストであることは立派な武器である
温浴施設にはこの他にもいろいろな機械的なトラブルがつきものです
水が止まった、温度が上がらない、エアコンが効かない、ポンプが故障した、サウナが止まった、火事でもないのに火災報知器が鳴り響く、浴室の扉が閉まらない、乾燥機が故障してリネン室が洗濯ものの山になっている・・・・
数え上げたらきりがありません
その度に担当の業者が来るのを待っていてはお店が回りません
それ以前に些細なことでいちいち専門家に頼っていたのでは色んな意味で効率が悪い
とは言え、専門の営繕担当社員を置くほど悠長な企業も少ないのが現実
施設で働く社員は少なくとも起きた事象の入り口に立って問題解決を試みる必要があります
ある時は接客のプロ、ある時は営繕のプロ、厨房に入ればプロの料理人、消耗品の仕入れはプロの仕入れ担当者だし、仕入れたものを販売するときはプロのバイヤーでなければならない
つまりスペシャリストでは務まらなと言う事です
現在の施設は入社間もない人達が中心なので、小さなことも含めてハプニングの発生率が高くなる、場数を踏むまではベテラン社員と比べて安心感が低くなるのは仕方ない、みんな経験してきている事だから大丈夫です!!
温浴事業から離れた人の進路はどうなるか?
17年間温浴事業運営者としていろいろな人達を面接し、採用し、一緒に働いて来ました
”何故温浴事業を選んだの?”
との質問に真摯に自分と業界に向き合って応募してきた人は正直少ない、というかほぼいない(-_-;)・・・・・
”あなたはこの事業で何ができますか”?
当然、業界に向き合っていないので出てこないか、見当違いな事を言う人が多かった・・・・
ならば
”あなたに何ができますか?”
この問いにすらもちゃんと答えれれる人が非常に少なかった
自分と向き合うことなく転職活動をしている人が多い
そんな人が沢山応募してくる
事業運営の魅力が伝わっていないと言う事でとても残念です
自分に向き合っているかを試されるからね
今日は施設で働く正社員達が今後廃止となる温浴事業のあとどうするのかの個人面談が行われます
嘗て面談をして一緒に働いて来た人達を送りだすような気持ちです
この事業に魅力を感じ転職を決意するもの
事業内容は違っても社に残り、他事業部への転部を希望するもの
それぞれが彼等の人生であり、悔いのない選択をして欲しい
”自分に何ができるのか?”
自分に真摯に向き合ったのならば例え事業が違っても
例えばゼネラリストとして仕事をして来た経験を語り、活かす事は出来る筈です
それは一つの強みだから、
残念な面談だけはしないように・・・
祈っておりまする(-。-)y-゜゜
最新記事 by おのやすなり (全て見る)
- 迷惑客を出禁にするのは施設の使命である - 2023年9月27日
- ビジネスを成功させるための“Save the Cat”の法則 - 2023年9月24日
- 西野亮廣に学ぶプロジェクトの役割と情報共有の必要性 - 2023年9月11日