自信が無い人の「自我」
向き合う事を避けるという「自我」
昨日の報告にこんな事がありました
障害を持つお子様にある有料サービスをお願いされたスタッフAさんがそれをお断りして、その事が大変不快で悲しいとの申し出があったそうです。
お子様のそばにはこの方〔親御さん)が側についているので大丈夫ですからお願いしますと頼んだけれど断られた、差別を受けたみたいで不快です・・という申し出だったそうです。
身体を触るサービスです、この方の障害の状態やその時の会話の状況は眼にした訳ではありませんが、クレームを受けて後から店長がAさんにヒアリングを行ったそうです
Aさんに差別をする意識があったとは思いませんし、そうは考えたくはありません、
”自分には経験が無いし、もしもの事があっては責任が取れませんし、自分にはその自信がありません”
店長のヒアリングに対してAさんはそう答えています。
多分、それが事実だと思います
だとしたら、その事を丁寧にお客様に説明をして、その心理状況をお伝えする事ができれば、少なくとも不快に思われることは無かったのではないかと思います
相手の立場に立たない「自我」
もう一つ昨日の事です
あるお店のニュースペーパーの原稿の下書きが出来上がったのでチェックをしていました
原稿を書いたのは、いつも詰めの甘い仕事をして叱られている社員のB君です。
B君はいつも注意を受ける前に”スミマセン”を連呼します、”自信がな”いが口癖です
社外インタヴュー記事はいつも相方と二人ですすめさせていますが、今回は訳あってB君一人で取材をさせましたので結構心配していました
地元では有名な結構大きなお寺です
大丈夫かな(゜_゜>)!!!
出来上がった原稿は予想に反してかなりまとも( ;∀;)
いや、ちゃんと取材できています
行間からその要因が何となく透けて見えます、
”こいつ、ちゃんと取材前の事前準備したな・・”
いつもは相方に任せっ放しで適当なB君です
いつもなら、お寺の僧侶に対して”僧侶とは・・・?”等となにも考えず、一体何が聴きたいんだ?と言った質問しかしないのです
今回も僧侶に禅問答をしてどうすんだ?みたいな記事になると予想していたのですが
聞きたいことをちゃんとまとめて質問している
だから相手は答え易い
明確な答えが返ってくるので、それに対する疑問が生じる(ちゃんと相手の話しを聞いている)
だからもう一歩突っ込んだ質問ができる・・・
ちゃんとした記事に仕上がっています
自信が無いという言葉の「自我」
目立たないように、出しゃばらないように、自分からはなるべく何もしない
自信がないという人の行動パターンには一見「自我」が無いように感じますがそうではない
これは立派な「自我」です
然も相当質が悪くて自分勝手な「自我」です
「自信がない」という言葉を隠れ蓑に使わずに
「自我」を捨てて相手に向き合ってみる
Aさんの対応が逆にお客様の心に響くかもしれません(^^♪
「自我」を捨てて相手の立場に立ってみる
B君、いい質問でいい記事書けるじゃないか(*^。^*)
「自信がない」という呪文は捨て去ってしまいましょう!!
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