炎天下の屋外で1本30キロの炭酸が抜けると・・・
大阪では8月に入るや否や4日続けて気温35度以上の猛暑日が続いております。
去年の8月はたった1日だった猛暑日、本日5日も絶好調で温度計の針ははちきれんばかりにヒートアップしております。
こうなると、どうなるか?お店の屋外では勢いよくPONG!PONG!と大きな音が鳴り始めます、くそ熱い熱気を振り払うように炭酸の栓が抜ける音がしてくるのです(-_-;)・・・
これ、暑さに嫌気がさした従業員が炎天下の中でビール瓶の栓を抜いている訳ではありません。
炭酸泉に使う炭酸ボンベが熱くなりすぎると、ボンベ内の液体二酸化炭素が膨張して安全装置を破壊して吹き出し、大きな爆発音がするのです。
吹き出した二酸化炭素は空気に触れるや否や気化をして激しい煙となり、熱くなっていたボンベは気化熱によって温度が奪われ炎天下の中で氷ついてしまいます。
もう、こうなると手が付けられません( ;∀;)
先日までは1日に何回もスタッフが定期的に水をかけて冷却していました、正に焼け石に水のごとくきりがないので、先日柱を組んで断熱シートで遮光をしました
これで多少はましだとは思いますが、なかなかこの暑さで油断はできないようです。
水風呂を冷やすチラーと云う機械も、館内を冷やす冷房の室外機も、暑い室外で熱交換をした更に熱い風をまき散らし、機械に負荷がかかっております
何とか無事にこの猛暑を乗り切って頂きたいと祈るばかりです((+_+))
さて、浴室では室外で悪戦苦闘している炭酸泉ですが、今日からラムネの湯と称してクールバスとなっております
こちらは目で見て涼やかです
バックヤードでは苦労をしておりますが、是非涼みにご来店ください
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小野康成 温浴施設コンサルタント
温浴施設の持つポテンシャルを視座を変えて見つめ直すと実に多くのサービスを提供できます。それを必要としている人が地域には溢れています。17年間で複数の温浴施設・飲食店を立ち上げ現場指揮から得た経験から、施設と地域と人を繋ぐプロデユースを行なっています。
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