改善の原動力は違和感・主役よりも気になる脇役のキャステイングを変えてみる
当店の一日のコールスローの消費量は6キロです、このコールスローが美味しくない、お皿に残されているケースも非常に高い
なるほど( ̄ー ̄)・・・・
先月から門の湯の飲食責任者を交代しました
お店の店長を飲食責任者として飲食部門に投入しました。
彼は飲食部門の経験は殆どありませんが、1からレシピを覚えて厨房内の全ての業務・作業を覚えさせます。
片手間に手伝うとか、問題点を評論するとかいった意味ででなく根本から改善するには入り込んで全てを掌握する必要があるからだと感じるからです・・・ですから掌握するまでは業務を覚える事に専念するよう命じましたが、一方その過程の中で感じる違和感は取り込まれないように大切にする必要があります。
なぜならそれが改善の原動力になるからです
彼がコールスローに目を向けたのも従来、メイン食材だけに意識をしていた我々では見落としがちの課題の一つです
何故なら付け合わせのコールスローは複数のメニューに渡って添えられる脇役ですが、多くの主役の引立て役になるからです。
名作に名バイブレイヤーあり、主演を引き立てる名演技を行う脇役の存在は大きいですからね
何やら倉庫に潜り込んでみた事もないような機械を引き出してきてました
以前知り合いの飲食店が撤退した時に貰い受けたキャベツの千切り機械だそうです
手間を省くためにカットされたコールスローを仕入れているようですがこの機械を使って自店でカットをすれば瑞々しい美味しいコールスローが3分の1の仕入れで提供できるそうです
課題は、その手間をどうオペレーションに落とし込むか?腕の見せ所です。
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小野康成 温浴施設コンサルタント
温浴施設の持つポテンシャルを視座を変えて見つめ直すと実に多くのサービスを提供できます。それを必要としている人が地域には溢れています。17年間で複数の温浴施設・飲食店を立ち上げ現場指揮から得た経験から、施設と地域と人を繋ぐプロデユースを行なっています。
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