「うける」と「笑い」は別物です
お店で行っているローリューサービス、蒸気を発生させて室内を汗だくになりながら仰ぐのですがこの時間はお客様とコミニケーションをとる絶好のチャンスです。彼らのパフォーマンス次第でサウナ室の雰囲気は盛り上がった楽しい時間になりえます。
何をしゃべるのか?アドリブではなかなか言葉は出てきません。
ロウリュー戦士は大変なんです
面白い事を言おうとしても、うけないとどうしようと言う思いがよぎると歯切れも悪くなります
特に関西は人前でしゃべる時には「うけないと」いけないという思いが強くあるので余計に力が入るのかもしれません。
うけるとは?
「うける=笑い」、この発想を無理に創る必要はありません。
「うける=共感」だと思う事です、もっと平たく言えば。うける、うけない、以前に言わんとしていることが伝わっているのか?って事がとても重要です。
反応が無いのは”落ち”が無いから、つまり何が言いたいのかが良く解らない場合です。
先日、お土産コーナー担当の社員が強化商品の”明太ふりかけ”の月間目標数に足りないので、ローリューを行いながら”泣きの売り込みを汗だくになりながら”行っていました。
目標までにあと何個、どうしてそれをおすすめ商品にしたのか、今迄にどんな努力や取り組みをしたのか、を正に熱く語っていました。
考えてみれば変な構図です、裸で座っているお客様を汗だくになりながら仰いで明太ふりかけを売り込む
だけど、ここに共感が産まれます。お風呂上がりにローリューを受けたお客様が続々と”明太ふりかけ”をを買って帰られるのです。・・・たいして面白い事を言ったわけではないですがちゃんと伝わっていたんですね
そこに共感が生まれる、そのローリューの時間は微笑みと共に一体感のある盛り上がった時間だったのだと思います。
一体何が言いたいんだ?
一方こんな事がありました、クリスマスイベントとして”シャンパン風呂”を行いますと言うイベント告知
トークを担当しているスタッフはこのイベントの内容を事前に確認もせずに、トークに困ってしゃべり出しました。
”いついつにシャンパン風呂を行います、内容は僕も良く解らないのですが多分身体にいいと思います・・・”
この段階で反応は当然皆無「それで・・・・?」しゃべり出した以上それを聴いているほうはそう思います、その空気に耐えられず自信のない声で無関係な事をしゃべってどんどんドツボにはまっていく、しまいには「もういいからしっかり扇げ・・」的な雰囲気になって高温で汗を掻きながらとても寒い状況になっていました。
告知をする内容をしっかり調べておく、どうしたいのか結論は決めておく事が大切です
彼は普段の会話でもその傾向があります「○○だから楽しみです」「△△なので驚きました」、伝えたいことがはっきりとしていれば少なくともコミニケーションはとれる筈です。
人の事は言えません(*^^*)
こんな事を書きながら、先日知り合いに笑われた事を思い出しました、”小野さんしゃべりながら時々迷子になるね”
うん、そういえば僕も普段は後者のタイプ化もしれません、何か伝えたくてしゃべり出すのですけど、しゃべるうちに伝えたいこと(オチ)を見失っている事が良くあります。
”あれ?俺、何が言いたいんだっけ?”・・・人の事は言えませんよね(-。-)y-゜゜゜
伝えたい事を明確にしておく、意識をすれば随分と楽に話ができるかもしれません。
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