ソムリエとワインに学ぶ接客術

世の中に苦手な食べ物が二つあります

一つは山芋、そしてもう一つは葡萄なんです(-_-;)・・・

どちらも食べると喉の奥がかゆっくなってきてパニックになります

葡萄はフルーツとしての葡萄がダメです、レーズンもダメ、ジュースも果汁が入っていれば反応してしまします、ファンタグレープは飲めてもメッツはダメとか(-_-;)・・・

ワインを飲んでいるときは幸せを感じます

ところがです、どういう訳かワインは大好きです。

ワインの味が解る訳でも、高級ワインを嗜好する訳でもありませんが大好きです(*^。^*)

最近のワインブームで街角に多くのバルができて気軽に呑めるのも嬉しいですし、家呑みで1000円台のワインを呑むのも幸せを感じます(^_-)-☆

でも一番楽しいのは、ソムリエさんの居るお店で料理に合わせて一皿づつおすすめのワインを出して貰う時、名脇役が活躍する映画を観ているような楽しい食事になります

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何度も言いますがワインの味が解る訳でないのでお任せだと安心です、コルクの匂いを嗅いだり、テイステイングなんて絶対無理( ;∀;)・・・

セレクトワインコースなんかがあれば決まった値段で安心して飲めますしね(^_-)-☆

ソムリエに学ぶ接客術

ソムリエ”とはワインを中心とする酒類、飲料、食全般の専門的知識を有し、その仕入保存、在庫・品質管理、サービス方法等に留意し、個々のお客様の求めに応じる(ソムリエ協会)

と言う事だがワインの薀蓄やスペックだけを語られても面白くも楽しくもない!やっぱり大切なのはエンターテイナーである事、ワインを通じて、料理の事、相手の興味のある事、思い等を楽しく表現できることだと思います(巷の何とかソムリエさんご注意を!)

我々の働くスーパー銭湯や多くのおもてなし業でもこの心は大切だと思います、

自店で提供する核となるサービスの知識は持ちながら、それをどのように表現するのか、自分と言うフィルターを通じてどう表現していくのかが大切です。

同じ料理であってもソムリエが選ぶワインによってその感じ方は変わるし、何故そのワインを選んだのかを楽しく解りやすく伝える事によって、そこで共有する時間を豊かにできる、それこそがプロフェッショナルなのだと思います

あるバーでバーテンダーに教えてもらったワインの飲み方

”過去に一度でも飲んだことのあるものは避けるべきです”

多くの種類のワイン、使う葡萄の品種、場所、畑、収穫時期・年代、酒蔵、熟成期間・・・・

詮すべてのワインを口にすることは不可能なのだから、一回一回に新しい出会いを楽しまなければもったいない、お気に入りのワインというのができるかもしれませんが、それは出逢いのチャンスを失う事でもある。

一期一会の精神がワィンの楽しみ方だそうだ

この考え方はやはり”おもてなし業”に伝わると思いませんか?今提供しているサービスが、毎日顔を合わしているお客様との会話が一生に一度のものと思えばその中身も気構えも変わるのだと思います。

接客は一期一会の精神で、個性をだしてゆきたいものです(*^。^*)

 

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小野康成 温浴施設コンサルタント 温浴施設の持つポテンシャルを視座を変えて見つめ直すと実に多くのサービスを提供できます。それを必要としている人が地域には溢れています。17年間で複数の温浴施設・飲食店を立ち上げ現場指揮から得た経験から、施設と地域と人を繋ぐプロデユースを行なっています。