正しく不平等なサービスが施設を強くする

10年間で顧客データ管理帳に2万人くらいのデータがあるのだがこれをもっと有効活用したい・・・

来店頻度を高めてもらうために割引機能を付けたり、ポイントを付与したり、たまに誘因を高めるためのキャンペーンを行い割引の強化や、ポイント増額、プレミアム景品の交換を行っている程度の活用はしている、そういった施設は結構あるようです。

前回の記事でも書きましたが、コミュニテイ・マーケテイングでは顧客名簿を集める目的の起点は顧客との関係性を深めるためのツールと考える事です、顧客データを管理することはできても、顧客を管理することはできない、顧客との関係制はエモーショナルなものなのです。

本題に戻ると、2万人のデータの中から関係性を深めることのできるお客様を抽出する必要があります。来店頻度や購買履歴によってサービスの内容や伝える内容を変えてゆきます、履歴のない場合はカードのデザインを会えるなどをして生きた会員さまを整理してゆきましょう、

ではどんな人と関係を深めたいか?ここが一番大きなポイントとなります。安さだけで価値を決めてしまう人、公共の高い施設で独占欲の強い振る舞いをする人ではない筈です。割引やプレゼントは手段の一つではありますがそれが目的としない人。来店することを事自体を楽しみに思う人こそ大切にしたい人です。

真の顧客づくりの目的はここにあります、そういったお店づくりをお客様の力を借りて作る事です、力を貸していただける環境を作り、そういった人を集めるサービスの提供が施設運営の目的にできる事が重要です。

ちょっとした依怙贔屓をしたくなるお客様だらけの施設はとても雰囲気がいいです、事務的なスタッフはおらず、お客さあはそこにいる事が嬉しいといった雰囲気を醸し出しています。

不平等とは画一的ではないということ、ちょっとした依怙贔屓ができるスタッフと、ちょっとした依怙贔屓が許せるお客様を作り続けるために、もう一度顧客名簿を見直してみましょう、

 

 

これ

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小野康成 温浴施設コンサルタント 温浴施設の持つポテンシャルを視座を変えて見つめ直すと実に多くのサービスを提供できます。それを必要としている人が地域には溢れています。17年間で複数の温浴施設・飲食店を立ち上げ現場指揮から得た経験から、施設と地域と人を繋ぐプロデユースを行なっています。