抜けた商品(ブランド力)

嵐の真中、のぴきらない用事がで大阪から名古屋に出かけました

名古屋にはうみゃーもんがいっぱいありますが、昼飯は味噌煮込みうどんと決めておりましたので、味噌煮込みうどんの老舗山本屋栄店に行って来ました(*^_^*)

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いやいや久しぶりです、台風の影響か地下街は閑散としており、地下にある店内も日曜日のお昼時にしては少なめの客入りです

グツグツと煮込んだ濃い鰹出汁に甘辛い八丁味噌、うどんは固めで半熟の卵がトロリと入った濃厚な煮込みうどん

関西では苦手と言う方もちらほらおられますが、脳裏に焼きつく味です

名古屋では多くの味噌煮込みうどん店や、専門店でなくともメニューにおいてる定食屋等がありますがやはり総本家を名乗るこのお店の味噌煮込みうどんが食べたいとスイッチが入ると他では満足できない気持ちになります、他店で食べてもそう違いは無いのかも知れませがブランド力と言うのは凄いものです

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メニュ-も強気です、写真を撮り忘れたので少々古いメニューをネットから引っ張っていますが、素味噌煮込みうどんが1000円・・ブランド力です、かしわや天麩羅が入ると500円増し、500円の鶏肉ってどないやねん!と思うトッピング料金、これが名古屋コーチンならば800円増しです、恐らく100グラムも入っていない(;一_一)・・・

凄いですね、当然名古屋に来た訳ですから迷わず名古屋コーチチン入りを頼みましたけど・・・ブランド力です

抜けた商品を開発せよ

スーパー銭湯内で展開する飲食部門、我々はアウトソーシングせずに自前で運営を行っています

メニュー開発の際に心掛けなければならないは”抜けた”商品を開発する気持ちを持つ事です、この対極にあるのが無難な商品と言う事になります。

不特定多数のお客様、どうしても主役はお風呂になります。

そして、それに答える為に商品構成はバラエテイーになってしまいます、和・洋・中、そうなるとメニュー数も多くなります。

こうなるとお店の特色が出難い、その上特に土日は多くの入浴者に対応できるように飲食店としては席数の多い構えとなるのでオペレーションをピーク時に合わせて簡素化しようとする空気になりがちです

だけど、それでは抜けた商品はできません、ブランド力をつける事等到底敵わないと言う気持ちになります

これを繰り返すと負のスパイラルです、ですから基本の仕込みの多くを手作業で行う、冷凍食材を使うのではなく、仕込んだモノを冷凍する、お客様の動向を予測するなどを心掛けるようにしています

熱いモノは熱いうち、冷たいモノは冷たいうちには料理提供の基本ですが、オペレーションの為のオペレーションでは本末転倒と言う事になります。

夜は手羽からじゃ・・・

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さて、名古屋の夜は風来坊の手場カラと決めておりましたが、訪問したお店は残念ながら入居しているビルが自体がお盆休み(;一_一)、近くの店に電話するも満席と言う事で、仕方なく飛び込んだ居酒屋で手羽カラを注文しましたが・・・

やっぱり気持ちは不燃焼・・・のまま電車に飛び乗りました

風来坊の手場カラが喰いたいと言う欲求は満たされず、やはりブランドには弱いのでありま

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小野康成 温浴施設コンサルタント 温浴施設の持つポテンシャルを視座を変えて見つめ直すと実に多くのサービスを提供できます。それを必要としている人が地域には溢れています。17年間で複数の温浴施設・飲食店を立ち上げ現場指揮から得た経験から、施設と地域と人を繋ぐプロデユースを行なっています。