防犯カメラは見た?( 一一)
凄惨な事件や事故が起こる度にテレビで垂れ流されるように放映される防犯カメラの画像
結果的ですが防犯の為のカメラから映し出される画像は起きてしまった事件や事故の足取りをとらえた証拠として扱われる矛盾にやるせなさを感じます。
我々の施設にも何台もの防犯カメラが取り付けてあり、様々なケースで確認の為に再生を行う事があります。
時には不審者を割出し事件解決に一役買う事もあります、お釣り銭の受け渡しの事実確認や駐車場で不審な動きをする車種を突き留めたりといった結果をもたらす事もしばしばです。
然し乍ら、やはり一番良いのはこういった確認を行う事なく平穏である事だと思います
もちろん、カメラを認識することで防がれた事実は結果として残らないだけでそれなりの効果はあるのだとは思いますが・・・・
防犯カメラを見せてくれ
”防犯カメラがあるだろう、見せてくれよ”
落し物をした、忘れ物をした、何かを盗られた、証拠が残っている筈だから防犯カメラを見せてくれ・・・
良くこういった要望をされるお客様がおられますが、こちらで確認をして判断材料とさせて頂く事はありますが、これはお断りしています。
カメラには不特定多数の方が映っております、これはプライバシー情報となりますので公にすることはできません。
警察の捜査協力には応じます
聞いた話ですがコンビニ等でも一般の方からよく”いついつの記録を見せて欲しい”との申し出があるようですが、これに応じる義務はありませんし困った事だと言う事です
マンション等の集合住宅でも管理組合の承認なしで公開や証拠提供することはできません
我々は警察から捜査協力依頼があれば資料として提供しますが、ルールの厳しい処は拠出令状なしには応じないところもあるようです
白内障が復調しました
よくみえるYO
人の目が届かない場所、時間を補うための秘密兵器、防犯の為には秘密にするよりはアピールした方が良いようですが
壁に耳あり障子に目あり、お天道さまは見ているよ
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