商品を売りたければ編集力が大切だ
今日は飲食会議でした、先月の数字の確認ですが寝屋川の数字が好調でした
その要因は涼麺シリーズ、他店は商品を絞ってメニューに滑り込ますような展開だったのですが寝屋川だけは一昨年不調で昨年は採用しなかったメニューを復活させて涼面シリーズとして再展開しました
一昨年悪くて脚下した商品を復活させる根拠が良く解らなかったので提案してきた担当者を叱りましたがどうしても展開したいと言うので結果を出すことを条件に許可しました。
結果は・・・
昨年も出していた定番商品、冷麺や天ざるなどは昨年の倍でました、そして復活させた”明太うどん””むぎとろご飯と竹天そばセット””オクラ納豆そば”等も一昨年の数字を大きく超える事が出来て好調さを牽引した形となりました
目次
スーパー銭湯の飲食は冷たい麺類が売れる、課題は提案力
身体を温め火照った身体、温浴施設は元来冷たい麺類は年中上位にランクされます、選ばれやすい商品なんですね。
然し、意識するのとそうでないとでは数字は大きく変わります
では、一体何をしたのか・・・・?
売れる商品なんてない、課題は編集力
要因の一つは雨の少ない6月で比較的厚い日が続いたと言う環境の問題もあると思います
それ以外は大したことではありませんが涼麺シリーズとして商品をひとくくりにまとめて、厨房担当者が”俺のおすすめ”として顔出しで商品を推したことくらい、このポスターを脱衣場入口の回廊と、飲食コーナーのメニューボードに貼りつけたことぐらいなのです
編集力があるとは思えませんが。この男が力強く訴えただけです
然し、ただこれだけの事で去年よりも出数が倍増するんですね
今、商品を売る時に重要なのは”誰が勧めているのか?”と”どういう切り口で勧めるか?”の編集力の2点です
編集力とは一体どういう事でしょうか
「編集」っていうのは、何かと何かを組み合わせて新しい価値をつくる、ということです。
「関連させる力」が「創造力」ってことです。
どういう情報を編集して、どういうふうに価値をつくり出すかということが、とても重要な時代なんだなと思います。
編集して売る時代、ということです。(藤村正弘:エクスマブログより)
http://www.ex-ma.com/blog/archives/909(藤村先生のブログ)
大切にそして肝に銘じなければならない言葉だと思います
そして、僕たちはもっともっと編集力を高めなけらばなりません、そう思うんですよね。
それでも少ない脳みそを使ったようでグロッキー状況のようです
厨房担当の宇戸が筋肉全開で冷たい麺類をセレクトして商品を集めて涼麺を勧めている、厨房担当者全員で考えた事でしょうが、お客様には担当者の調理人が全力で勧めているんだからこれにしとこうと思て頂けたのでしょう。
個を出すことの重要性も実証された形です(^_-)-☆
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