競合は同業とは限らない

年末になりますと色々とお取引先様から挨拶を受けます

昨日も数件営業の方が来店されました。

お決まりの景気の話等をしたりして・・・・(-。-)y-゜゜゜

某自販機ベンダーさん去年までは”ぼやき”の主流は飽和状態となった自販機設置台数、中でもデイスカウント系の自販機との競合がもっぱらの話題でしたが・・

関西は価格にシビア、同じ自販機が並んでいてもオペレーションを設置場所の地主さんや商店自身で行い価格を安くしている自販機や、ローカルブランド商品を80円~60円で販売している自販機等との競合に苦しんでいるみたいなはなしです・・・

ところが、最近の強敵はコンビニコーヒーだそうだ。

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入れたてのコーヒーを100円前後でコンビニ、ここ最近は確かに話題でトレンドとなっている!

そう言えば僕自身、一息つくのに缶コーヒーははるか昔。缶コーヒーをめっきり飲まなくなった

自販機で買うのは水かお茶、しかも絶対に持ち運びのできるペットボトルだけである

スーパー銭湯業界も視点が変わって来ています

我々の業界もターゲットの広がりや、マーケットを変えていく努力が必要になって来ています

創設当時から我々の業界が意識しているのは「飲食」です、元々の発想はご入浴頂いたお客様への”風呂上がりの一杯”から”食とお風呂”をセットにマーケテイングを行うのが常識でしたが、最近は飲食店として如何に機能させるか、ご入浴と食事を切り離して飲食店として選択して頂けるかどうかが鍵となって来ています。

こうなると意識するのは同業の温浴施設でなく、近隣の飲食店ということになります。

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ペンション居間ではありません、銭湯の待合いフロアーです

 

最近の岩盤浴はコミック本等も充実しておりそのマーケットで競合するのはマンガ喫茶だとか、インターネットカフェです。

完全にそこに特化して、オシャレなインターネットカフェにお風呂がついている、コンセプトを180度転換された施設もあります

スポーツジムが併設された施設等も登場しています。

公共的なコミニテイーの場を意識すればカルチャーセンターとしての機能を強化したり、ホテルの会議室代わりに利用する事もできるでしょう

どんな商売もしかり、自社のマーケットは大切にしながら一方で大胆に視点を変え新たなマーケットと既存のマーケットの組み合わせを考える必要が今後益々重要な課題となる事でしょう

スーパー銭湯がカフェになっった⇒(CAFE utatane)

応援してね!!

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小野康成 温浴施設コンサルタント 温浴施設の持つポテンシャルを視座を変えて見つめ直すと実に多くのサービスを提供できます。それを必要としている人が地域には溢れています。17年間で複数の温浴施設・飲食店を立ち上げ現場指揮から得た経験から、施設と地域と人を繋ぐプロデユースを行なっています。