サービス業に必要な本能

有名なシェフの店で高級な食材を使った料理よりも代えがたい御馳走と言うモノがある。

人によってそれは違うだろうが、”お袋の味”がそれにあたると言う人は多いのではないだろうか。

その理由は子供の頃に慣らされた味だからだとか、家庭の団欒の思い出だとか理由はイロイロだと思うがそこに”愛情”を感じるのが大きな理由だと言う人も少なくはないのではないだろう。

子供に食事を与えると言うのは一種の本能かもしれない、それに対する価値観は人それぞれだろうが子供はそこに何かを感じる。

サービス業従事者は”想い”を届ける本能を持って欲しい

”食を提供”することが自分の職業の一つの中でこの数年葛藤を感じている、料理に愛情を感じられないのだ。

味云々では無くて、テクニック云々では無くて美味しいものを提供したいと言う愛情だ。

家庭の中で家族に創るようにはいかないかもしれない、一日に何百食も提供しつづけなければならない料理はチームで取り組まなければならない、1か月の目標を決めたなら問題は数ではなくてどうやってその愛情を伝えるのかを悶絶しながらでも考え抜かないといけない。

料理を創ることは単なる作業じゃいけない、経験云々は二の次、三の次まずは想いだ

想いがあれば行動が変わる、工夫が出てくる、お客様の顏が気になる。出が気になる。

それは全て思いから派生する筈だ、料理人や飲食業に関わらずすべてのサービス業に従事する人は”想いを伝える”本能がなければダメである、逆を言えば想いがあればなんとかなる。

そ想いが無い人が身の回りに居ると悔しいし腹が立つ、それは僕の想いが足りないのが原因かもしれない。

根は我にある、本能は磨く事が出来るのだろうか?せめてもっと”想い”を強めよう

 

 

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小野康成 温浴施設コンサルタント 温浴施設の持つポテンシャルを視座を変えて見つめ直すと実に多くのサービスを提供できます。それを必要としている人が地域には溢れています。17年間で複数の温浴施設・飲食店を立ち上げ現場指揮から得た経験から、施設と地域と人を繋ぐプロデユースを行なっています。
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