タイムスリップの道具

昨夜はTVをつけたままの状態で読物をしていると探偵ナイトスクープが始まったので久しぶりに何気に見ていると「貴方の出したラブレターを奥様は保管していますか?」という内容でした(^v^)

街かどインタヴューで既婚者の男性に声をかけ、その場で奥さんに電話をして聞いてみる、なかなか面白い企画でした

勿論ほとんどの奥様はそれを大事に保管しています、それを持ちだして電話口で読み上げてもらうこの企画、新婚夫婦ならまだしも結婚20年や30年のベテラン組にとっては小恥ずかしいことこの上ない、然し見ている分にはこれはほのぼのとして面白いです。

手紙というのはその時の想いを、その時の自分が書いたもの、その時の感情の動かしかたや、それを表現する方法が変化したり・成長しているのか否か、これは本人にとっても恥ずかしい一面、客観的に観ると参考にもなりそうです。

手紙や日記はタイムトラベルの羅針盤

話は変わりますがこの半年間「才能心理学」なるものを学び徹底的に自分に向き合う時間を創りました

今の自分は何処から来ているのか?幼少の頃から何に対して感情を動かし続けて来たのか?

才能とは本能ではない個性です、本能と違うのはそこに感情が介在するから、その感情を左右する要因の一つに親との関係があります。

平和な家庭であろうが、なかろうが、両親が居ようが、片親であろうが、例え孤児であったとしても親との関係性は付いて廻ります

飽くまでも、その関係性を自分がどう受け止めていたか?・・・がポイントです

同じ親や、似た環境に育っても同じ才能が育まれる訳ではありませんし性格も違います。

重要なのは”親”ではなく”受け留めていた自分です”課題は自分にあります

私の場合、両親は既に他界しており、写真や手紙等の遺留品も手元にある訳ではないのである意味過去にタイムスリップして自分が両親をどう見ていたのかの「心の旅」に幾度も出かけました

記憶だけが頼りの旅です、もしも両親のどちらかその頃の心情をつづった手紙や日記が残しており、この旅の途中でそれを目にする事が出来ればこの旅で得られる答えや、それを導く仮説が大きく変わったかもしれません。

SNSは親との関係性が変わるかもしれない

ブログやSNSで日常を発信できる現代、もしもこれが以前からあればもしかしたら私の旅も違う旅になっていたかも知れません。そう考えるとSNSで多くの発信をしている現代人は将来の自分自身だけでなく子孫に迄影響を与える行動を無意識に行っているのかもしれません。

自分の子供の成長を毎日投稿されている多くの方がいます、それは飽くまでも親側の発信です、然しこれを受け止める側の子供は現在進行形とは別に親の発信を過去形としても鮮度を保った形でそれを受け続ける事ができるという事になります。

いいのか?悪いのか?は解りませんが、少なくとも私が体験したタイムスリップよりは多くの道具を手にする事は間違いありませんし、旅に出る必要もないのかもしれませんね、親との関係性も全然違うものになっていたかもしれません。

そう思うとちょっと不思議な気がします、もしかしたら才能や性格の形が違うものになるのかもしれません。

・・・ところで私が書いたであろう手紙を女房はちゃんと保管してるのだろうか?(-。-)y-゜゜゜

字が汚いからね、半分しか意味が解らんかった・・・なんて言われそうです( 一一)!!

 

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小野康成 温浴施設コンサルタント 温浴施設の持つポテンシャルを視座を変えて見つめ直すと実に多くのサービスを提供できます。それを必要としている人が地域には溢れています。17年間で複数の温浴施設・飲食店を立ち上げ現場指揮から得た経験から、施設と地域と人を繋ぐプロデユースを行なっています。