お風呂屋と匂い

職業柄なのかどうかは解りませんが、割と匂いについて気になる方です

お風呂屋は湯上りのかすかな石鹸の香が漂っているくらいがいいと思います。

厨房の換気扇がちゃんと回っているかどうかはすぐに気づきますし、浴室に入ればお湯の匂いである程度お湯の塩素管理の状況も解ります

3施設の内2施設は完全分煙に切り替えましたが、残る1施設は構造上と経費の問題で分煙はしておりますが完全に煙草の匂いをシャットアウトにまでは至っておりませんが大きな課題です。

全店焼肉店を併設しておりますので、風向きによっては露天風呂に匂いが漂って来ることもあります。時々ヒアリングもします、思っている程感意識されていないようですし感じ方も人それぞれなのですが、やはり気になります

時々ですが下足箱からフロント間で御足がベリースメル(-_-;)な方が通られると先回りで浴室に飛んで行き、素知らぬ顔して”かけ湯の啓蒙活動”をする事になります( ゚Д゚)

汗を掻く職場ですので従業員同士もなるべく指摘し合うような環境にすべきですし、勿論スタッフは香水関係は禁止です、近頃はやたらと匂いのきつい洗剤が出回っておりますのでこれもほどほどな状況にして貰いたいものです。

臭覚は曖昧で慣れる感覚?

考えてみれば、100%見えない暗い状態、100%何も聴こえない状態はあっても100%無臭の状態と言う事はあり得ないと思います。自分の家だと気にならなくとも他人の家に行けばそこには必ず違う匂いがあるように嗅覚は他の感覚よりも慣らされる感覚なのではないでしょうか?

見たくなければ目をつむり、聴きたくなれば耳をふさいでも生きて行けますが、鼻で呼吸することは基本止められない事ですから・・・・

清潔になる場所だから自分の嗅覚を意識しなくちゃと思います

匂いの感じかたは人それぞれ、誰もが快適と思えるものは実は難しいのかもしれません

基準が曖昧だからこそ、従業員は敢えて意識してお店に立つ必要があるのだと思います

もしもオッサン臭が漂っていたら、遠慮は禁物!

こっそり教えてね(;^ω^)・・・

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小野康成 温浴施設コンサルタント 温浴施設の持つポテンシャルを視座を変えて見つめ直すと実に多くのサービスを提供できます。それを必要としている人が地域には溢れています。17年間で複数の温浴施設・飲食店を立ち上げ現場指揮から得た経験から、施設と地域と人を繋ぐプロデユースを行なっています。