溢れる情報の中で発信側は何が必要か

今朝の毎日新聞の1面記事、「ロンドンの街角で広告表示・ごみ箱あなたを追跡」・・どういうことかと言えば街角のゴミ箱の側面に設置された32インチの液晶モニターにあなたがその前を通るとなじみのお店の広告が写し出されると言う仕組み、街中何処へ行っても関心のある広告だらけになるってことです。

どうしてそんな事が出来るかと言えば、スマホを所有していてGPS機能とWI-HI機能をONにしておくとそこから自動的に情報が飛んで、登録してあるお店の中から貴方の興味のあるお店がピックアップされて写しだされると言う仕組みなのです

なんだか恐ろしい話ですよね・・・

記事では、広告を映し出すよりも街中に携帯の電波を自動的に拾うシステムが配置されていてそれを実験的に無断で収集していた事が問題になっているとと言う内容です

周辺の店と、無断で街中のごみ箱に情報を受けるセンサーを仕込み、一人一人の通勤パターンや行きつけの店を識別、歩く先々のごみ箱の画面に収集した情報に逢った広告を出す仕組み、無断で・・と言うところが問題です

スマホのアクセス記録が丸裸になっている訳ではないとしてもやっぱり気持ち悪いですよね

バーチャルとリアルの境界線がなくなった

インターネットやSNSの発達で情報量が溢れ帰っています、一体どの情報を受け取って、どの情操を租借すればいいのか、最終的には個人の持つ興味や感覚の問題だと思います、受け取る側の選択肢が恐ろしく広がった。

すべての人が等しく同じ興味や感覚を有している筈はないので広告を打つ側は従来のような全方位に向けた広告の打ち方では不効率になってしまった、マス広告でコントロールできる時代ではなくなったと云うことです、故にこのような事が考え出される、街中がバナー広告になるってことです。

発信側は情報をセグメントしよう(スーパー銭湯編)

話はロンドンから、日本の大阪、ローカルな話になりますが昨日運営しているスーパー銭湯の館内掲示を確認してみました

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油断すれば情報が溢れだします・・・(-_-;)

いやー、色んなポスターが貼られております。常日頃情報は絞って解りやすくと伝えておりますが、繁忙期の夏休みお店はどうやら伝えたい事でいっぱいのようです。

然し、よくよく見て見ると”なんのこっちゃ?”ていう内容だったり、もっと絞ろうよ・・て内容が結構あります。

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離れの焼肉店のポスター・意味が解らないのよ(=_=)

情報は絞る事、館内に来店されるお客様という思いっきりセグメントされた状況下であってもです、そしてその日お伝えしたいことを絞り込まないとお客様は混乱されます

ルールは2つ

・情報量は掲示板内に抑える

・掲示板の情報は毎日確認を行う

出すべき情報が新しくあれば、捨てるべき古い情報もあると云うことです

溢れる情報の中で、発信側が情報を整理できなければ伝えるべき情報を伝えるこちはできませんもんね(^_-)-☆

 

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小野康成 温浴施設コンサルタント 温浴施設の持つポテンシャルを視座を変えて見つめ直すと実に多くのサービスを提供できます。それを必要としている人が地域には溢れています。17年間で複数の温浴施設・飲食店を立ち上げ現場指揮から得た経験から、施設と地域と人を繋ぐプロデユースを行なっています。