摂津の湯の暖簾を引き継ぐ

17年の歴史に幕を閉じた摂津の湯

スタッフの中の多くは長年勤めてくれた方が大半ですが、会社所属で厳密にオープン初日から在籍していた人はいませんでした

そんな中、会社は違いますがテナントのリラクゼーション部門で活躍してくれた女性ただ一人がオープン日から閉店の最終日までお店に立ち続けてくれました

 

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寄り添う気持ちが施術の技を磨く

彼女の名は蛇ヶ崎和江さん

ダントツの指名顧客を持つ摂津リラクゼーションのエースです

そんな彼女がパートナーで同じく摂津の施術師だった本澤清之さんと独立してお店を構えたので訪問してきました

 

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二人がお出迎えしてくれました

なぜ指名顧客が多いのか仕事柄分析したことがあります

要因として最大の理由は聞き出す力です

”どこが凝っていますか”

と最初に聞き出すのは施術師としては誰もが行うことだし施術をしながらどこに問題があるのかはプロである施術師ならば見当はつくはずだ

”肩がパンパンですね””腰が相当張っていますね”

言い当てられると少し安心した気にはなるが、それでもなぜか相性が良くない場合もある

言い当てるのはいいのだが、全くツボに入らないと感じる施術師さんが結構多い

肩は肩だけどそこじゃないみたいな

説明しても、自分で患部を抑えても一向にツボに入らない施術師さんもいる

彼女の施術のテクニックはさりげなく寄り添う会話にある、これ簡単なようでできる人は少ない、相手がどういった生活をしているのか、なぜここが凝っているのかにフオーカスして聞き出すのだがそのテクニックのキーワードは「寄り添う」

相手に寄り添えば

1、会話の中でより細かな情報と本音を引き出しやすくなる

2、施術の進行がツボを得ているのかどうかの微調整ができる

簡単に言えば独りよがりの施術ではなく、一緒に問題解決をしてゆくということだ

淡々とこなす仕事、自分の思い込みを押し付ける人が多い中でとても大切なことだと思う、寄り添うことで的外れで上辺だけの会話ではなくるので信頼感も増すからだ

 

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 今後の課題

独立をして一番変わったことは何かを聴いた

施術から施術の間は1時間あけて次の予約を取るようにしてるそうだ

施設の中ではある意味次々に仕事をこなせばよかったそうだが、今はわざわざ来店されるお客様と術後に話をする時間を大切にしているそうだ

今後の課題はこうした取り組みの中で二人を中心としたコミュニティを形成していくことだと思う

自宅も兼ねたマンションの一室でのサロン、彼らにとって重要なのは口コミによるお客様からの紹介の数が課題になるはずだ

摂津の湯の暖簾を引き継いでくれた二人をこれからも応援したいと思います

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リフレサロン 和清(わせい)

☎️070−2315−2525(要予約)

営業時間11時〜22時

定休日 毎週月曜日

大阪市摂津市東別府3−1−19

ショーシコン二番館106号室

<ボデイケア>

30分 2,000円

60分 3,600円

90分 5,500円

<足つぼ>(足湯付き)

30分 2,000円

45分 3,000円

より

応援してね!!

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小野康成 温浴施設コンサルタント 温浴施設の持つポテンシャルを視座を変えて見つめ直すと実に多くのサービスを提供できます。それを必要としている人が地域には溢れています。17年間で複数の温浴施設・飲食店を立ち上げ現場指揮から得た経験から、施設と地域と人を繋ぐプロデユースを行なっています。