眠らせたら負け、ストレッチメニューはお客様との共同作業だと言う事をお忘れなく

当店のリラクゼーションルームでストレッチメニューを導入すると言うので施術を体験してみました

いわゆる”揉みほぐし”は血流循環悪くなった部分を緩めて血行を良くしてゆくのですが”ストレッチ”は自身で関節や筋肉を動かしたり伸ばしたりすることで部分部分を柔軟にしてゆきます

前者は受動的であるのに対して、後者は能動的な動きになります

トレーナーは補助的に、或は強制的に関節や筋肉を動かしてゆくお手伝いをするのが役割です

ストレッチの気持ち良さは揉みほぐしの気持ち良さとは別物ですが協力体制が重要なのです

普段自分で動かさない部分や、動かしていても領域が狭い部分を動かしてゆきますから、施術をされながら自身がその部分に意識を持たなければなりません

トレーナーも部分部分を揉んで行くのではなく、目的の筋肉や関節を伸ばすために大きく動かしたり、直接その部分でない個所を含めて動かす手伝いをする訳ですから大変です

新しく技術を覚えたトレーナーは私の身体を悪戦苦闘しながら伸ばしてゆきますが、没頭しすぎて汗だくです

施術を受けている立場では、無言では行われているストレッチの目的の個所が何処なのか、どの筋肉を意識していいのか解りません、

それは身体を大きく動かすために目的以外の場所も動く為明確にここというのが解らないからです、

”○○筋を伸ばしてゆきますね・・・”と言ってその部分を触って示し明確に意識させる

”ゆっくり動かしますよ、息を吐いて・・・”等と共同作業を進めてゆく配慮をする

そういった心配りが非常に大切になります

お客様が気持ちよくなって眠ってしまうようでは返金モノです

通常、揉み解しをされていると気持ち良くなって睡魔に襲われます

5分後には夢の世界・・・という場合も多い筈です

これは受動的な施術の為にトレーナーに身を任せていればいいからです

然し、能動的に身体を動かして貰うストレッチで相手が眠ってしまうと言う事はストレッチトレーナーとしては失格です

ストレッチの気持ち良さは動かして、伸ばしている筋肉や関節を意識する事で感じる気持ち良さだからです

痛いけど気持ちいい・・・という感覚

普段意識しない部分が動いている気持ち良さ

昨日は後半危うく眠りそうになったぜ、気持ち良くて(-_-;)

それじゃあ、気持ちいいけど失格(-_-;)(-_-;)

回を重ね、練習を積んで、お客様にマン・ツー・マンで気持ち良く身体を伸ばして気持ち良くなって貰うストレッチメニュー

ハマると病みつきになりますよ

それまで僕の身体を研究材料で提供します(#^.^#)

応援してね!!

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小野康成 温浴施設コンサルタント 温浴施設の持つポテンシャルを視座を変えて見つめ直すと実に多くのサービスを提供できます。それを必要としている人が地域には溢れています。17年間で複数の温浴施設・飲食店を立ち上げ現場指揮から得た経験から、施設と地域と人を繋ぐプロデユースを行なっています。