思い出作りに大切なのは”特別な体験”よりも”日常”だと思う

”おっちゃん久しぶりやな・・・”

3歳児くらいの男の子を連れた若いパパに声をかけられた

確かにおばちゃんではなくオッサンではあるが若いとは言え子供がいる父親に”おっちゃん”と呼ばれる筋合いはない・・・・

何故私の事を懐かしんでくれるのか・・・??

彼は今から16年程前に小学校だか中学校だかの頃彼の父親と良く我が店を利用していてくれたそうである、そして当時自分の父親と通った風呂屋の事を良き思いでの場所として記憶しており自分にも子供ができたならば同じ思いでを創りたいと思っていた・・・

というような話をしてくれました

”おっちゃんは感激したよ( ^^) _U~~!!”

その体験は”非日常”か”日常”か?

建坪450坪の温浴施設(スーパー銭湯)、今では決して大きい施設ではなく寧ろ小規模施設に属するが、オープン当初はまだスーパー銭湯という名前も一般的には普及しておらず数も少なかったので施設は連日大変な賑わいでした

遠方から来店されるお客様も多く、そういった方々はちょっとした温泉地に小旅行に出かけるようなイメージでレジャー要素が強かったように思います

今は施設の数も増え、一部の日帰り温泉型以外の施設は想定商圏も以前より狭く設定をしており、集客の多くはリピーターで占められています

無論当店も今では常連様に支えられた日常型の施設です

数年ぶりにお店のフロントに立っていると自分でもびっくりするくらい多くの方に声をかけて頂きます

正直言うと当時は私自身が”非日常の提供”と思っており声をかけてくださるお客様も多くのお客様の一人という感覚だったので全てのお客様の記憶がある訳ではなく、ありがたいと思う反面申し訳ないなという気持ちを持ちながらお話をさせて頂いております

何気ない日常が幸せであれ

お声掛け頂く多くの方は、施設が非日常の頃からもご自身達にとっては日常として利用をして頂き、然もそれを長きにわたって続けてくださっている訳です

子供の頃に会話をしたおっちゃんは、時には優しく、時には厳しく叱ったりしたかもしれません(マナーの悪いクソガキどもには厳しかったのYO)

彼にとっては日常の中に登場するおっちゃんだったから覚えていてくれたのでしょう。そして何よりも日常の中で自分の父親と過ごす思い出の場所としてインパクトを持って記憶していてくれたことを嬉しく思います

皆さんはどうですか、多くの思い出は特別な日よりもさりげない日常の中での一コマではないでしょうか

デイズニーランドよりも、USJよりも、バーベキューよりも近くのスーパー銭湯です(^_-)-☆

何よりも安上がりでいいですよ

素敵な日常を刷り込みましょう(#^.^#)

応援してね!!

 

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おのやすなり

小野康成 温浴施設コンサルタント 温浴施設の持つポテンシャルを視座を変えて見つめ直すと実に多くのサービスを提供できます。それを必要としている人が地域には溢れています。17年間で複数の温浴施設・飲食店を立ち上げ現場指揮から得た経験から、施設と地域と人を繋ぐプロデユースを行なっています。