ハローワークで求人を効率的にする方法(中小企業は求人媒体は無駄ですよね)

2月から本格的に開始した摂津の湯の社員求人

中々の難産の中4月には3名の正社員を迎える事ができました。

揃ったメンバーは20代、30代、40代と年齢的にはバランスの取れた採用です

今回は出直しの為の求人で複数人数を至急揃える必要がありましたので求人媒体もいくつか同時進行で利用しました

ところでこの3名、蓋を開けてみると3名ともハローワークの紹介です

ハローワークのイメージが変わった

今迄もハローワークへ求人を出す機会は結構あり、実際に採用した人たちも大勢ますがハローワークとのやり取りは電話とFAX、時々郵便で実際に出向いた事はありませんでした

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個人的にはもう20年近く前に以前の勤め先を退職した際、雇用保険の手続きの為に何度か訪問はしたことがありますが正直言ってあまり良いイメージがありませんでした

館内には壁一面にずらいと貼られた求人票、それを食い入るように眺める失業者(僕もですが)そして何よりも行き場を失った人達が足繁く通い、いつの間にかあちらこちらでコミニテイーが出来上がり、職探しというよりも何となく屯(たむろ)しているようなイメージでしたが・・

今はレイアウトこそワンフロア―のお役所的ですが、館内は明るく綺麗で、何よりも壁にはほとんど求人票などは貼られておらず、そのかわり学校のパソコンルームようにズラリと並んだPCで求人票を確認する仕組みとなっており、随分と以前のイメージとは違います

求人票の記入って超めんどくっせーな

さて、電話とFAXで済ませていた作業をわざわざ出向いた(しかも5回位は通いました)のには訳があります。

一つは民間の求人誌に掲載してもなかなか人が集まらず、複数の人材を至急集めなければならない焦りと、そして何よりも求人内容が異なる為いくつもの求人票の記入が超めんど臭いからです

目を患い見にくい目で、うすーいピンクの記入シートには何が書いてあるか判りませ、それに労働基準法に従った書類の四角四面な感じも解りづらい・・という訳で主だったヶ所だけ記入をして、担当者と対面でカウンセリングを受けながらの方が手っ取り早いと感じたからです

実際、窓口担当者の方は毎回丁寧にヒアリングをしてくださり、対面の方が思惑が伝わりやすく返って手っ取り早い気がします

なかなか来ない求人者

民間の求人サイト同様、今は売り手市場で中々応募が来ない、あったとしても求めるスキルと余りにもかけ離れている感じです

そういった事もあって何度もFAXで修正をかけてみたり、求める求人を細分化して求人表を増やして見たりしましたがなかなか上手くいきません

そんな中ある知人が求人票の書きかたに関して気づきのあるブログを投稿されていました

ハローワークの求人表の書き方のキモ

ハローワークの求人シートの中で自由にメッセージを伝える事のできる個所は、1、仕事の内容 2、求人状況に関わる特記事項 3、備考欄 の三ヵ所です

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いずれも狭い欄ですので、この欄に丁寧な文章を書くのは躊躇してしまいがちです

然し、想いを伝えられる場所はこの3か所しかありません、ここ以外の記入欄は全て条件についての項目ばかりなのです

求職者は多くの情報の中からターゲットを絞り込んでゆきます、もちろんその選択過程の中では条件で絞り込みを行います、然し乍らそこから先はその企業がどういった会社であり、どんな思いがあるのかという情報の方が重要です

求人については求職者を排除するような言葉を使ってならないので男女はもちろん例えば”若い力を求めます”なんて言うのもNGです

そういった事を踏まえながら如何にこの部分を丁寧に記入するかが重要です

想いは求職者の前に、ハローワーク担当者に伝えろ

実際には狭い場所にどれでけ文字を詰め込めるか、何度ワードで創った文章を下書きしてみました。効率的なのその部分を印刷して担当者に渡すと手っ取り早いですが、担当者によっては文字数が多いと割愛をしてしまう人もいますので注意が必要です

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上は以前記入(応募者1)下は目いっぱい記入〔応募者6)

想いを伝えるには、まず目の前のハローワーク担当者です、此処を突破しなければ細かな作業はしてくれません

効果は絶大でした

2月はハローワーク、求人サイト共に共に反応はよくはありませんでしたが、原稿を修正してからはハローワークのみ一挙に応募が増えました

しかもこちらの思いが伝わればマッチングのミスも生じにくく、”あんたうちで何するの?”みたいな人の応募も減ります

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新メンバーを迎えて

結果的に全員お金のかからないハローワークからの紹介者、バカみたに価格ばかり高くて、電話してくるのはその求人誌を見た他の求人誌会社や代理店ばかりの媒体は役には立ちませんでした

中小の会社は全国ネットで掲載しても無駄がありますし、ネット求職者情報は更新されたタイムリーな人以上に以前の情報がそのまま残っていて役に立ちませんし

ハローワークの活用を見直してみるのも良い方法だと思います

 

 

 

 

 

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小野康成 温浴施設コンサルタント 温浴施設の持つポテンシャルを視座を変えて見つめ直すと実に多くのサービスを提供できます。それを必要としている人が地域には溢れています。17年間で複数の温浴施設・飲食店を立ち上げ現場指揮から得た経験から、施設と地域と人を繋ぐプロデユースを行なっています。