経営者・リーダーへ観劇のすすめ!!

劇団アルクシアター第9回公演を観て感じること

今回も旧友である弥冨又八氏が手掛ける劇団の舞台を名古屋で観劇して来ました 20歳の学生時代、名古屋で知り合って一緒に演劇をしていた旧友が30年を経た現在も活動をつづけ、自分の劇団を持ち、台本を書き、舞台で使う音楽を作詞・作曲を行い、そしてそれを演出する、それがライフワークであり仕事になっているなんて素晴らしくて素敵な事です

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今回の演目である「君の音が聞こえる」は彼が10年前に書いた台本で、今までも何度も舞台化してきた演目だと言う事です、この作品、僕は初めて鑑賞ですが今回はプロのソプラノ歌手”盛かおる”氏が主演を務めます。

舞台(演劇)の面白さ

演劇の面白さ、これはなんといっても提供される商品が人で構成されているという点です。座付の役者も居れば客演の役者も居る、今回の作品のようにプロのソプラノ歌手が圧倒的な技能。能力を持って起用される場合もあれば、独自の演技力や表現力を持った役者が台本や演出を租借(そしゃく)した上で表現者として舞台に立つ、作品は出演者の個性で構成されているという点です。 これは現在私が携わっている温浴事業も含め全てのサービス業の経営に通ずると思います。 提供する商品やサービスはそれを構成する人の個性によって決まる。

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今回は役によってWキャストの試み・演じ手によって雰囲気は変わるだろう

作品を演る者は台本に沿って、演出家の方向性に沿って、自分を表現しなければならない。どんな端役であろうとも決してパーツになってはならない。セリフ一つ、身体の動き一つ、眼の動きや表情一つに想い、感情、葛藤、がある、それが個性として現れるのである。 そして、その個性が一つのまとまりとなって作品として出来上がる、そのまとまりに共感を覚える観客がいる。

劇団構成員と会社の社員

さて、人が集まって生産活動を行う中で重要になる事は構成員のモチベーションの源泉は何か・・・?と言う事になります。働き方、生き方が多様化している中で何が重要なのかは人それぞれ、個性の重要性を唱える以上人の価値観の多様性も当然認めなければなりません。 旧友の主催する劇団は今回も名古屋公演だけで300名の客席を五公演を満席にするプロの劇団です、然し乍ら彼を始め劇団の構成員はこれだけで生計を立てている訳ではないでしょう。彼自身が演出家、作家、作曲家、音楽家、等の才能を活かし多くのプロジェクトを立ち上げ活躍をしています。 そして多くの人達が彼のプロジェクトに集まり、活動を行う選択を自ら行っているというのが最大の強みであり魅力なのです。人は一体何の為に働くのか、人を突き動かす源とは何か?・・・ 卒業が決まり、就職が決まり、社会人となった自分はあの頃本気で生きていたのか?そしてサラリーマンとして生きて来た自分は本気で生きて来たのか・・・? 彼の舞台を見る度に自分に問いかけると共に、よし!今からだって・・・と希望と勇気が湧いてきます!

企業経営者・プロジェクトリーダーへ、観劇の勧め

私の知る成功をされている企業経営者の中にには観劇を好む人が結構おられます。 社長やリーダーは台本を書き、演出を行い、舞台に必要な機材を用意して、思い通りにそれをオペレートしてくれる人材を集め、人材を舞台に立たせ、舞台を作り上げ、集客を行う。プロジェクトに集う面々は何の為にそこに集まるのだろう 夢を語り、浪漫を語り、そこで個性を出す事がモチベーションになるような人達と仕事をしている人が成功しているのは当然と言えば当然かも知れない!! よし!頑張ろう!! 今回も旧友に元気を貰いました(^v^) 27年ぶりの乾杯(又八君と時空を超えて・・・!) 前回の公演の記事(又八君の前回の舞台)

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小野康成 温浴施設コンサルタント 温浴施設の持つポテンシャルを視座を変えて見つめ直すと実に多くのサービスを提供できます。それを必要としている人が地域には溢れています。17年間で複数の温浴施設・飲食店を立ち上げ現場指揮から得た経験から、施設と地域と人を繋ぐプロデユースを行なっています。