炭酸泉は本当に効果があるのか?

スーパー銭湯で炭酸泉に浸かろう

お風呂屋ですのでお風呂の効能だとか、お勧めする事は良く口にします

今更ですが身体を暖めて血流を良くする事が身体に良いとさせる理由は多く語られていますし、医学的にも立証されている事でしょうし、何よりもこの国で生活をしている我々はお風呂の効能は日々の生活の中で実践済みですから今更です。

ですが、自分で改めて体験した事があるので記事にしてみます

筋肉疲労がスーとひく感じ

去年の正月に人生で一度は経験しておきたかったフルマラソンの出場を決意しました

少しづつ練習を重ね、最初は5キロ程がせいぜいでしたが、秋には念願かなって完走する事ができました(^_-)-☆

その後も定期的に練習を行っており、今では15キロくらいまでなら筋肉に痛みを感じる事はありません。

ところが20キロを走ると今でも走行中にも違和感を感じます、その後1週間くらいは張りを感じます。

ところが、仕事帰りに炭酸泉に浸かると痛みや張りが引いて行くのが解ります

浸かった場合とそうでない時の感覚は明らかに違うのが解ります。

そもそも炭酸泉は何が良いのか?

お湯の中に溶け込んだ二酸化炭素が皮膚から吸収され、血管に到達します、血管を流れる血液は身体のあちらこちらに酸素を運ぶ役割がありますがこの酸素の量が少ないと色々と問題が生じます。

二酸化炭素の存在を意識した身体は、血管に入り込もうとする(有害とみなした)二酸化炭素を追い出そうと対抗を行い血中の酸素量を増やします。酸素量の増えた血液は通常よりも膨張した結果血管を広げる事になります。

つまり、有酸素運動を行った状態になり、血管の隅々まで血のめぐりが良くなるのです

血の巡りが良いと何故筋肉疲労が引くのか

筋肉疲労や筋肉痛は日頃使わない筋肉に突然負荷がかかったり、いつも以上使用する事により筋肉の線維や周りの結合組織が破壊される為に起りますが、日頃使わない筋肉には毛細血管があまり発達しておらず細い状態なので血液の流れが悪く修復に時間がかかるのです。血中酸素を増やす事によりこういった毛細血管迄押し広げる事で回復が早まるようです。

血の巡りが良いのは万病の素?

利害関係のないある50代の女性から聴いた話ですが、高血圧に悩まされて薬を常用していたそうです。ところが炭酸泉に週に2回~3回浸かるようになって、薬を飲まなくとも血圧が下がったそうです。

仕組みは同じ事だと思います、血中酸素が増え血管が拡がり血の巡りが良くなった事が要因だと思います

自分自身や身近な方が実体験された事は説得力があります。

私個人のベストな入り方は、炭酸泉10分、高温サウナ10分、水風呂の後外気浴10分を3セット

90分のスペシャルコースです(^_-)-☆・・・・

個人差はありますが、気分転換も兼ねて正に心身リフレッシュです!!

後の楽しみも倍増しますYO!乾杯!!

応援してね!!

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小野康成 温浴施設コンサルタント 温浴施設の持つポテンシャルを視座を変えて見つめ直すと実に多くのサービスを提供できます。それを必要としている人が地域には溢れています。17年間で複数の温浴施設・飲食店を立ち上げ現場指揮から得た経験から、施設と地域と人を繋ぐプロデユースを行なっています。