伝える事がコミにケーションじゃない

チームの中で軋轢があり思うように仕事を進める事の出来ない部門があります

ここの中心社員は休みも返上して一生懸命です、然しその思いがなかなか一緒に働くスタッフに伝わっていない

”何故だと思う?”と問うと

”コミニケーションがとれていません”と返ってきます

彼だけでなく、僕自身も含めて同じような状況は何十回、いや何百回と体験してきています

このスタッフの笑顔は何だろう?

昨日感銘を受けた飲食店を特集した番組をこの部門のメンバー達と鑑賞しての勉強会を行いました

沢山の勉強になる考え方や方法で満載です

こんな場面がありました、ファーストフードですが決して作り置きをしない。

繁忙時間にオーダーの入った”から揚げ”を業務用冷蔵庫から取り出して調理を始める女性スタッフにレポーターがインタビューを行う。

”何故、注文に入ってから調理するのですか?大変じゃないですか?”の質問に、誇らしい笑顔で

”うち(この店)では必ずこうやっています・・”と間髪入れずかえって来ました

鑑賞が終って女性社員の笑顔についてどんな感想をも持ったかをうちのメンバーに聴いてみました

「ルールが徹底しています」

「コミニケーションがとれています」

「出来立ての方が美味しいからです」

現場の視点で彼らは感じた事を回答します

彼等の回答は手段としてはどれも正しいと思いますが、僕の質問は女性社員の笑顔の意味のついてです

このスタッフの笑顔は安心感だと思います

この会社の方針はお客様に出来立てのおいしい料理を食べて頂き喜んで頂く事だと思います

そして、この女性社員も出来立てのおいしい料理を食べて頂く事が自分の喜びになっている事が大きいと思う

会社或はチーム・上司の方針と自分の考えが一致している安心感、これがこの女性の笑顔の意味だと感じます

コミニケーション=伝達だと思っているとこのニュアンスは伝わらない

「時間がかかる」「手間がかかる」「お客様を待たせてしまう」一つのミッションをクリアーするには多くの問題を解決しなければならない、そのハードルをクリアするには「伝達」だけでは決して伝わらない

一緒の方向を共に歩いているという安心感がコミニケーションの重要な意味だと解れば今の悩みも解決する筈です。

プロポーズ大作戦

「僕と一緒に歩いていってください」若い独身社員、彼女いない歴○○年の彼に出したミッションです

全スタッフにプロポーズしまくれ(*^。^*)、一緒に歩いて貰うんだ!!

うん、これはいい方法だ色んな意味で訓練にもなるわいな

真心込めて口説くように!!

応援してね!!

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小野康成 温浴施設コンサルタント 温浴施設の持つポテンシャルを視座を変えて見つめ直すと実に多くのサービスを提供できます。それを必要としている人が地域には溢れています。17年間で複数の温浴施設・飲食店を立ち上げ現場指揮から得た経験から、施設と地域と人を繋ぐプロデユースを行なっています。