叶わぬ夢

私がひょんな事から温浴事業の仕事に就いたのは今から16年前、求人誌を見ていると地元のスーパーがお風呂屋を創るのでオープニングのスタッフを募集していた・・・

あれから16年、幸せな事にそこでは中心的な役割を担わせて頂き今では3施設の運営を行っており、未だそこに勤めさせて頂いている

当時、遠く離れて暮らしている両親には転職の事を直ぐに話したかどうかは覚えていない。

然し、施設の設計段階から携わりながら何度もお客様を「オフクロならば」「オヤジならば」に置き換えて想像をめぐらす事でサービスを想定していたように思います。何故ならその年代のお客様を想定した時に一番自分でしっくりいくからだと思います。

ただ、その想像は遂に想像だけのものとなり「オヤジ」も「オフクロ」数年前に私の勤める施設を体験する事無く鬼籍に入ってしまいそれは叶わぬ夢となってしまいました(・へ・)・・

身近な人が喜ぶ顔をみたい

先日お店のニュースペーパーを担当している若手社員達が新聞のネタ探しを話会っているうちに、自分達のお袋を働いているお店に招待してインタヴューを行うという企画が持ち上がりました、お客様じゃなくて「お袋」ってところが素敵じゃないですか

早速、何人かは働いている職場に招待をして照れながらもインタヴューを敢行したり、喜んだお袋さんがご自身のフェイスブックに投稿されたりをとても微笑ましい光景が展開されています

接客業・おもてなし業の重要なポイントは”喜ばれるお顔を見たい・・・って事です。

おふくろさんの笑顔を想定して日々仕事ができれば、その内容は格段と心のこもった素敵なモノとなる筈です

いい記事が出来上がる事を楽しみにしています

私にとっては叶わぬ夢ではありますが、そのつもりになっていきたいものです

サービス業に従事されている皆さま、可能な方は夢が叶ううちに実践されてみては如何ですか(^v^)・・・

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小野康成 温浴施設コンサルタント 温浴施設の持つポテンシャルを視座を変えて見つめ直すと実に多くのサービスを提供できます。それを必要としている人が地域には溢れています。17年間で複数の温浴施設・飲食店を立ち上げ現場指揮から得た経験から、施設と地域と人を繋ぐプロデユースを行なっています。