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くすりに依存しない補完代替医療と高濃度人工炭酸泉

まだまだ若い!そんな思いと裏腹に50歳という年齢を過ぎると少しずつ今までと違う体の変化を自覚し始めます。さらにどんなに健康な人でも55歳・60歳と年齢を重ねる度にその実感は高まります。

しかし、この先まだまだ長い人生でクスリに頼った生活はまだ早い、そんな風に思いませんか?クスリや医療にだけ頼ることなく、いつまでも自分らしく生活する術は多くあります。

例えば、コロナのため緊急事態発令された昨年の春、まち医者からは今まであふれていた高齢者の数が激減しました。毎日のようにコロナ感染の数が発表されるなかで、まち医者から消えた高齢者が今まで以上に持病が悪化し重篤な状況になるといったニュースを聞くことも話題になることもありませんでした。

おそらく、国民皆保険制度があり他国と違い誰もが現代西洋医学を気軽に受診できる我が国においてはそこにたより過ぎるきらいがあるのです。

補完医療という言葉をご存知でしょうか?

現在私たちが受けている西洋医学を補い、取って代わる、ことばどおりの考え方です。

定義はすごく広く運動やサプリなどみじかなものもそうですか、中にはスピリチャルなものや科学的検証が難しいものも多種多様なものがあります。

今回はクスリや西洋医学にだけに頼ることのない補完代替医療と医療現場でも積極的にとり入れられている高濃度炭酸泉の効果についてお伝えします。

温熱療法としてのお風呂効果

先にも述べましたが、西洋医学を気軽に受診できる我が国においては補完代替医療は懐疑的な見方や下に見るきらいがあります。

しかし米国をはじめ他国に於いては病気は治すもの以前に予防するものという意識が日本と比べ高いと言えます。なぜなら、高額な西洋医療になるべく関わることのないよう自主的、積極的に関わるものとして当然のものとして捉えられているからでしょう。

温熱療法もその一つで、体全体若しくは患部を温めることによって予防または治療を行う方法です、入浴によってこの成果を得ようとするのが入浴療法とよばれているのです。

昔からある温泉療法なども温熱療法の代表的なものですが、高濃度の炭酸泉を使った治療行為は日本国内においても補完医療として多くの病院内で採用されており、数ある温熱療法の中でも現場医療で実際に医師のもとで行われていることからももっとも信頼のおけるモノと言えるでしょう。

医師も認める無理なく血流改善する方法

それでは実際の医療現場で高濃度炭酸泉はどのような形で使われているのでしょうか?

国民病とも揶揄される糖尿病患者は国内で327万人で発症こそしてはいないものの予備軍を含めるとおよそ1000万人にも上ると言われています。

糖尿病は血糖値があがり血液がドロドロになるため血管の老化が進み動脈硬化を起こし、高血圧症によって心筋梗塞や脳梗塞の発症率が高まるのです。

また肝機能が著しく低下する要因ともなり、多くのか方が人工透析を行わなければならないリスクも高くななりますのでても大変なのです。

しかも、人工透析患者となれば下肢閉塞性動脈硬化症により足の血流不良、しびれや痛み、歩行困難、潰瘍などが起きる危険があります。更に症状が悪化すると下肢が壊死してしまい切断をしなければならなくなる場合もあるのです。

透析を行う多くの病院では下肢閉塞性動脈硬化症の発症や合併症を防ぐ、或るいは緩和のために高濃度炭酸泉の足湯で下肢の血行改善の治療プログラムを採用されているのです。

高濃度炭酸泉に浸けた足から二酸化炭素が皮膚から吸収され直接血管に作用します。これによって血流が悪くなった毛細血管を拡張し血流を改善する効果があります。

ズバリ!健康習慣は血流改善を意識しよう

7大生活習慣病とはがん・脳卒中・心筋梗塞・高血圧性疾患・糖尿病・肝硬変・慢性腎不全のことをいいます。その中でも日本人の死因の上位を占めている、がん・脳卒中・心筋梗塞は3大疾病と呼ばれています

これらの病気を未然に防ぐには血管に柔軟性があり血流がよければリスクは低くなります、脳卒中や心筋梗塞は血管に弾力性がなく梗塞を起こす事が原因だからです。

死亡原因の1位であるガンにしてもガン細胞を活性化させない為には平常の体温を高く保ち免疫細胞を活性化させておくことで発生のリスク低くすることができます、そういった意味で入浴により全身をあたためる温熱療法は補完代替医療として効果的といえます。

身体の負担が少ない高濃度炭酸泉がオススメの理由

炭酸泉にも様々なものがあります、例えば家庭で手軽に利用できる入浴剤があります、しかしこれは医療現で使われている炭酸泉と比べると炭酸濃度が10分の1以下となり炭酸効果は非常に小さくなります、

医療現場で使われている炭酸泉は高濃度人工炭酸泉といい、炭酸ガスを人工的にお湯に溶け込ませています。高濃度とは炭酸の溶解度が1000ppm以上の状態を指し原理としては生ビールに緑色のボンベからジョッキに溶け込ませている状態と同じと考えてください。

炭酸ガスは冷水の中に溶けこますのは比較的に簡単ですが水の温度が高いと揮発してしまい技術的に高濃度まで溶かし込むのはむつかしくなります。まして入浴に適したお湯に溶け込ますにはたかい技術が必要で専用の装置を使い事になるのです。

医療現場ではこの装置を使って高濃度の炭酸泉を人工的に作り出し足湯として利用しています。

この高濃度の炭酸泉を足湯だけでなく全身浴として利用できればさらに高い効果を得ることが可能になります。健常者であっても日常的に使えれば上記にあげた成人病の予防のみならず健やかな毎日を維持するのに効果的です。

実は多くの医師が日常的に高濃度炭酸泉の利用を推奨しており、専門医としての炭酸泉に関する著書もいくつもあるくらいです。

医師が推奨する理由は様々ありますが、最も核となるのは、ぬるめのお湯であっても炭酸効果で体感温度が高く長湯をしてもし心臓に負担をかけずしっかりと温まることができるからです。

うれしいことに今は専門医が採用している高濃度炭酸泉装置と同等の装置を使った高濃度炭酸泉のある銭湯、スーパー銭湯が全国各地にあります、巻末では一覧を添付しておきますのでお近くの施設を利用してみてくだい。

補完代替医療の種類と利点

現代西洋医学以外の医療ですので、多種多様な治療法があります。一般的に民間療法と呼ばれるもでほとんどが明確な医療としてのエビデンスがあるものではありません、従って明確な定義づけも難しいにです下記は米国の国立補完代替医療センターによる分類を示します。

全ての医療体系

ホメオパシー、自然療法、伝統的中国医学、(インドの)アーユルベーダ

ホメオパシーは同質療法と呼ばれ病気を引き起こしうる原因物を薬とみたて、身体兄に影響のない少量の仮薬使って、その病気や症状を治すことができる毒を持って毒を制する様な考え方

心と体の医療

瞑想、リラクセーション、催眠療法、芸術療法、音楽療法、ダンス療法

生物学に基づく医療

ハーブ、健康食品、ビタミン

整体や身体に基づく鍛錬

カイロプラクティス、マッサージ、指圧、リフレクソロジー

エネルギー療法

電磁療法、レイキ、セラピューティック・気功

レイキとは霊気ともよばれ手から気力を発し自然治癒力を高める治療法

セラピューティックとは薬剤や道具を使用せず、洋服を着たまま、両手の温もりだけで行えるシンプルかつパワフルなケア方法

ざっくりと補完代替医療の種類を見てみましたが様々なものがあります。あくまでも西洋医学を基準した考えで補完あるいは代替と位置付けられていますが、漢方医療は歴史ある医療ですし、鍼灸・按摩・柔道整復師はれっきとした国家資格に裏付けられています。

確かに、解釈の尺度を西洋医学的観点で科学的にみた場合、危うさを感じるものもあります。超自然的で冷静に考えれば明らかに理解し難いものがあるのも確かです。

しかし全ての病が西洋医学で解決するわけではありません、なぜなら西洋医学の信ぴょう性は西洋医学の範疇の中での統計学の結果や平均値でしかないからです。

むしろ生命の神秘はわからないことの方が遥かに多いのです”病は気から”とも言います。精神や身体が西洋医学ではどうしても相容れない場合や解決できないこともありますが自己責任が前提で信じることが救いになることも多いにありるでしょう。

大切なことは客観的な判断力を持って情報を整理し体験してみることでないかと思います。

私が炭酸泉を補完代替医療としていオススメする理由

私は17年間スーパー銭湯を3施設運営する事業部門の責任者として温浴事業の運営に関わってきました。年間100万人以上のお客様にご利用頂いておりました。

それぞれの施設には複数の様々の浴槽やサウナ、岩盤浴があり、天然温泉も提供しており思い思いに入浴を楽しんでいただいておりました。ある時期それぞれの施設に順番に高濃度炭酸泉を採用するとお客様の反応が明らかに変わってきたのです。

まず、現場で気づくことは様々な浴槽の中で圧倒的に炭酸泉の浴槽にお客様が集中してる点です。時間帯によっては10種類以上ある浴槽の中でお客様が利用されて居るのは炭酸泉とサウナだけという光景も珍しくありませんせんでした。

従来も利用率の大小はありましたが好みの温度や温泉や、各種アトララクション風呂などそれなりに分散していたのですが明らかな変化を感じたものです。

データ上では常連客の利用率が高まったことです、具体的には回数券の売り上げが伸びたこと、それと会員様には会員カードの提示を頂くのですが1週間あたりの来店頻度の伸びがあったのです。

各施設ではそれぞれ毎月ニュースペーパーを発行していました、記事に掲載するためお客様の声をアンケートと直接インタビューで収集していましたが、各店舗その内容に具体性が出てきました。

例えば、従来ですと入浴効果についての表現は

”気持ち良い””癒される””楽になった”

という抽象的な表現が多かったあのですが、

”夜間トイレに行く回数が減った、朝まで目覚めることなく眠れる”

”入浴時間・回数が増え、習慣化して、ダイエットを意識している訳ではないのに体重が3ヶ月で5キロ落ちた”

持病の腰痛で週1回は針に通っていたが、今は炭酸泉1本で凄く楽に生活できる”

など生々しい声が取れるようになったのです。

天然温泉よりも圧倒的支持された人工高濃度炭酸泉

先ほど運営していた3施設で高濃度炭酸泉を順次採用したと申しましたが、じつは最後に取り入れた施設はある理由で今まで提供していた天然温泉を提供できなくなりました。天然温泉を提供する浴槽は地下水の沸かし湯になるのです。

スーパ銭湯ですから天然温泉だけが売りではないのですが温泉で温泉を提供できないことには大きな不安があります。

”最大でも集客のダメージは10%以内に抑えたい”そんな思いで計画を練っていたの思い出します。

高濃度炭酸泉の導入は天然温泉廃止のタイミングで行いました、客離れにせめてもの歯止めをかけてくれればとの思いが強いのですが、この時は先行して導入した2店舗から得た炭酸泉の効用を最大限にアナウンスをしました。

1年後、その施設の集客は昨年対比104%という結果となりました、もちろんそれなりの苦労もあり、温泉信者のお客様は離れて行きました、しかしそれ以上に高濃度炭酸泉の効用による常連客のデイープ化、健康に関心のある新規客の取り込みを行うことができたのです。

健康の関心は実感すればますます高まる

体を温め、清潔にし、リラックスできる。入浴とは健康と同意語のような表裏一体のようなものです。

この入浴を生業としてきて感じることは補完代替医療などと理屈をつけるまでもなく健康にはいいことだろうと思います。

天然温泉を使った温泉療法の効果の原因は温泉成分もありますが。体を温め、清潔にし、リラックスできる基本的な環境が揃っているから、つまりは気分的な要素が強いのです。

ではなぜ炭酸泉で多くのお客様が増えたのか?

・お湯に溶けた高濃度の炭酸(二酸化炭素)は皮膚から吸収され血管を拡張される現象は事実である点

・◯◯配合と言ったレベルでなく確実に身体に作用する要素を満たしている点

・血管が拡張するため体温より少し高めの温度でも暖かく感じるため長湯をしても苦しくない、そのため芯体温が上がる点

医療の現場で実際に取り入れられ西洋医学を補完し、代替するような変化を体感するからです。

加えて、変化を体験するのです習慣化することも極めて大きな要因と言えます。

炭酸泉には家庭で入る錠剤を溶かしたものや。国内では少なすが天然の二酸化炭酸泉も存在します。(因みに国内に多くある二酸化水素塩泉は炭酸泉ではありません。)

しかし、今回取り上げた意味での補完代替医療としての効果を期待するのであれば、高濃度の人工炭酸泉が最も効果があると言えます。

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日本コミュニテイ・マーケテイング研究会代表:温浴施設集客コンサルタント/今まで”おふろ屋さん”に興味のなかった人たちがどんどん増え、リピーターはサポータになってしまう「なくてはならない”おふろ屋さん”」づくりをサポートしてます!キーワードは「健康寿命」と「地域コミュニテイの核」この視点に立てばこれからの”おふろ屋さん”は益々重要なのです!!

少しでもお役にたてば幸いです

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