スーパー銭湯はマラソン大会で銭湯に行きたい需要を満たせ

マラソンシーズン真っ盛り真っ盛り

マラソン歴3年目のぼくも先々週は地元大阪淀川でハーフマラソンを

先週は岡山でフルマラソンを走ってきました

どちらも多くのランナーと大会を運営する関係者、それに沿道には多くの応援をしてくださるギャラリーが大勢集まり規模の大小はありますがいずれも地域の一大イベントです

人が多く集まるイベントでは様々なサービスが望まれます

その一つが『お風呂』

今日は元温浴施設運営者と市民ランナーとしてマラソンとお風呂について

ですが実店舗であればどんな業種でも応用は効くと思います

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マラソンランナーは完走後大きな浴槽に浸かりたい

長丁場を走り抜いたランナーがまず思い浮かべるのが暖かいお湯に浸かりたいという欲望

長時間の運動で汗をを流したい、疲労した身体を温めることにより疲れをとりたい、あるいは筋肉を緩めて筋肉痛を残したくない動機は様々です

なんにせよ、マラソン後の入浴は最高です

できれば広い浴槽で、手足を思い切り伸ばしたいという欲求に満ち満ちております

温浴事業者の皆様はみすみすこの欲求を見逃してはなりません

特に大会会場の近くで営業をされている事業者の方はうまく自店をアピールしてランナーの需要を満たして欲しいものです

 

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マラソンランナーに存在をアピールしてください

マラソンに参加するランナーは地元の人たちばかりとは限りません

規模が大きくなればなるほど遠方からの参加者が多くなります

地元の小さな銭湯はもちろん、スーパー銭湯であっても多くはその存在を知りません

事前に近隣の施設を調べて参加するランナーも多いですが、やはりできうる手を使ってアピールをしておいて頂きたい

その方法はいろいろあります

①大会のスポンサーになる

大会のスポンサーになれば大会パンフレットに宣伝できます、場合によっては大会パンフレットにチラシを封入できるケースもあります

大会会場には様々なブースの出展を募集している場合もありますので施設の案内ブースを出店するという手もあります

しかしこれはお金もかかりますし、人件費もかかるので余裕のある施設に限りますね

②コバンザメ商法
地元出店業者とタイアップ

大会会場位は大なり小なり出店が出ています

飲食店や、出張整体、スポーツ店などなど

大手の出店とはなかなか連携は難しいでしょうが

地元色の強い大会ならば地元との出店業者とのタイアップ企画は比較的簡単で効果があると思います

サービス提供時に施設のパンフレットや割引券を渡して貰うのです

大会会場でプラカード

大会会場近くにプラカードを持ち込み直接アピールします

ビラ配りもいいですが、プラカードで直接訴求する方が効率的です

プラカードを見て急に欲求が高まる人もいます、声をかけてきた方には詳しいパンフレットを配るように準備しておけばいいでしょう

これは結構効果があると思います

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マラソン会場に送迎バスをのり入れ宣伝するスタッフ

③大会に出場しちゃおう
オーナーや従業員自ら大会に出場しましょう

この時肝心なのはオリジナルゼッケンを作り、それを着けて走る

自らが広告塔になってコースを走ると効果絶大です

多くのランナーは前を入るランナーの背中を見てますから・・

当然背中に貼り付けてください

可能ならタイムの違う複数人がつけて出場すれば効果的

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常連客にお願いしましょう

常連客から募集をし宣伝ランナーとして走ってもらうとか

お揃いでTシャツを作って着てもらうのもいいでしょう

結構手書きの方が気になって見られます

これを機会に常連同士のコミニュティができたりすると後々のメリットもあるしね!!

 

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ランナーは神輿ターゲットは別にある

ランナー以上に意識して欲しい人たちがいます

結構長時間、それにマラソンは寒い時期の開催が圧倒的に多いので温かいお湯が必要な人が大勢いますよね

ボランテイアを狙え

大きな大会を組織すると本当に多くのボランテイアの方達がお手伝いをしてくれています

こういった方達は地元の方が多く、参加するランナーよりも皆さんの施設については詳しい

そして最後のランナーが走り終わるまでの6時間以上の長丁場の仕事でお疲れです

狙い目はこういったか方達も対象です、しっかり意識してくださいね

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応援ギャラリーを狙え

お風呂に浸かりたい人はまだいます

大会会場や、沿道で応援する多くの人たちもお疲れです

マラソン大会というのは地域のお祭りみたいなもので、ランナーは神輿です

走っていいるとよく解るのですが、沿道で応援してくれている人たちは結構大きな声で声援してくれます、思っている以上に大声でお祭りを楽しんでいる

大声出すと疲れるんですよ

お風呂以外もパラダイス

お風呂大好き日本人ランナーにとってとても楽しみな温浴施設

もしもリラクゼーションや飲食施設を併設していればしっかりとその強みも発揮しましょう

筋肉の疲れを癒すリラクゼーション

ゴール会場には大抵出張整体ブースがあり長蛇の列です

もし施設にリラクゼーションがあるのならば是非アピールしてください

そして大きな大会で本気で集客したいのならばその日限定のメニューを作ることをお勧めします

 

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要因は2つ回転率と価格訴求です

多くのランナーが殺到するとその日は回転を意識すべきです

60分コースを限られたベッド数、スタッフで回すとなると人数が捌けません

可能ならマラソンコースとして短い時間で足や腰を中心としたメニューで

コースの名前はランナーに訴求効果があり、ランナーにとって短いコースはお財布に優しいこと

 

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しっかりとお湯に浸かることを併用することで今日の疲れは十分回復できますからそれをアピールしましょう

車でないお客さまはビールの消費率が高い

風呂上がりの一杯は旨い!!

それが42キロなり20キロなり走った後だと尚更なのは容易に想像がつきますよね

多くの大会は駐車場不足から公共交通機関の利用を奨励しています

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つまり、喉がカラカラで車でなくしかも大なり小なりの達成感を持った状態

腹をすかし餌を前にしたトラです

戦い終わった戦士の前の美女なのです

ちょっと一杯

という気になりますよね、ビール好きならですが

マラソン参加者集客で大切なこと

いろいろ書きましたが集客でたいせつな注意点を記しておきます

①施設の名前を覚えてもらう

まずは施設名、走りながらお風呂のイメージをしてもらい施設名を覚えておいてもらうことが大事

完走し終わってその気があればスマホで検索します、走りながら検索する人はいないので施設名だけは最低限覚えてもらう工夫をしてください

 

②大会会場から近いことをアピール

いろいろなルートからやって来てヘトヘトな状態で帰り道から遠く離れるのはランナーの思考では重荷です

 

帰るついでに立ち寄るといった意識付けがとても大切ですね

 

③問い合わせにはスムーズに答えられる準備を

アピールをすると電話での問い合わせが増えます

大会会場から施設までの道案内をスムーズにできるように予習復習をしておいてください

交通公共機関を使う場合は会場から最寄りの駅やバス停までの行き方、本数が少ない場合は時刻も調べておきましょう

もちろん下車駅名やそこから施設までの道順や時間もスムーズに答えられるようにしておいてください

見知らぬ土地で疲れた状態でこのやり取りをもたつくと、せっかくの温浴リラックスムードが一挙に冷めてしまします

スタッフ一同でしっかりと共有しておいてください

まとめ

集客の3つの方法

①大会のスポンサーになる

②コバンザメ商法

③マラソンに参加する

集客のための3つの注意点

①施設の名前を覚えてもらう

②大会会場から近いことをアピールする

③問い合わせにはスムーズに答えれれる準備をする

 

いつか必ずあなたの街を走りますね!!

 

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小野康成 温浴施設コンサルタント 温浴施設の持つポテンシャルを視座を変えて見つめ直すと実に多くのサービスを提供できます。それを必要としている人が地域には溢れています。17年間で複数の温浴施設・飲食店を立ち上げ現場指揮から得た経験から、施設と地域と人を繋ぐプロデユースを行なっています。